さあ2月が始まりました。旧暦では2月が新年ということですからここで2024年甲辰(きのえ・たつ)という年について考えてみたいと思います。今年の干支は辰ですが、同じ辰にも5つの種類がありまして、2024年は甲辰に当たり、60年に一度訪れます(十二支×5種類=60種類)。
甲は鎧を意味し、旧体制が敗れ革新の動きが始まるとその筋の方々は説いています。また辰は、理想に向かって辛抱強く慎重に様々な障害を乗り越えて歩を進めること表します。これをまとめると、本来の理想が掲げられ、その理想に向かう時、旧体制は崩れ、どんな苦難にもへこたれず革新的な方向へ動き出すことが求められる。そんな年であると私は解釈しています。
歴史を遡れば、1864年戊辰戦争・1904年日露戦争と大きな変革をもたらしたのも甲辰の年。すでに新紙幣の発行なども決まっていますが、潮目・変革の年に私は、経営者として、家長として、一人の男性としてどう生きるのか。大切になってきますね。
ふと思い出したのが、断捨離トレーナーの先生から教えていただいた「勇気と覚悟のある楽天家」という言葉・生き方です。断捨離とはただモノを棄てることではなく、断つ痛み、捨てる不安を覚悟して受け入れ、勇気をもって手放してゆく事である。必要なモノは必要な時に必要なだけ手にすることができると自分を信じよう。そして必要な時に必要なだけ与えられると天を信じよう。これが断捨離の本流。そのように感じたこの言葉・生き方が甲辰の私の胸に突き刺さります。
さあちょっくら扉を開きますか〜。バイブルであるジョジョの名言集なんか久しぶりにペラペラめくりながら。覚悟はできています。