どんなに素晴らしい楽器でも、チューニング(調律)が狂っていたらその本領は発揮されないと思います。まして合奏なんて言ったら全体の構成まで乱して気持ちの悪い演奏・音楽になってしまいます。
これって人と人との間柄でも同じことが言えるのではないでしょうか。チームで一つの仕事、プロジェクトを作りあげる時、なんだか気が合わないな〜とか、イライラするモヤモヤするなんていうことがあります。そんな時は、人と人とのチューニングがズレているのかも知れません。どんなに優秀な人材が揃っていても、チューニングがズレていては良い物は生み出せない、日々の仕事の積み重ねであれば尚更ですよね。
きっとそのチューニング、ほんの些細な、ちょっとした調整でバッチリとハマる事が多いのではないでしょうか。
ではどうやって人と人のチューニングをすすめるのか。いわば心のチューニングだと思うのですが、それはまず「相手を見ることから」ではないかと先輩に教えて頂きました。苦手な人・嫌いな人と思ってしまうと見るのもちょっと、となってしまいがちです。しかし相手を見てみる。するとそうかと何かしらの発見があり、そしてその対象者について知るというフェーズに入ります。
そうすると、こちらがどんなチューニングを施せばいいのかが見えてくるのだそうです。心のチューニングまずは「見る」そして「知る」。
私なんかは「マウントを取る」なんていう事をやりたくなって・やってしまって失敗したことがたっくさんありますので、先輩のアドバイス参考にしたいと思いました。