弊社内で定期的に行っている合同供養を荘内神社様をお招きして実施しました。合同供養では神棚やしめ縄、お札などがこれまでは多かったのですが、飾る場所の関係でしょうか最近では五月人形・雛人形で大型の飾りの物が大変多くなっております。その他思い出深い写真、遺影も多く、加えて今回はダルマや縁起物の福俵・大黒様などもありましたね。
遺影というのは茶の間や仏間に掲げるのが日本家屋の典型でしたが、近年では和室を持たないという家も多く、遺影を掲げる鴨居自体が無いため、結果大型の遺影は御供養して小型の遺影をお持ちになるお客様が増えていると聞きます。
私も写真の現像そのものをしないということも多くなりまして、スマホの中にクラウドに多量の写真を収納し、重たいアルバムを持たずとも手軽にいつでも思い出の写真を取り出せるようになりました。
しかし昭和生まれの私にとっては、やはり写真はデータだけだと心許ないようにも感じるのですが、やはり現像するのは億劫に感じ、それなりにお金もかかることからもう何年も現像するということはしていない状態です。
写真を撮ることは特別な存在ではなくなった現代ですが、その分写真館での撮影は今も変わらず貴重だと感じます。写真館で写真を撮るそんな心の余裕とか人との間柄、大切にしたいですね。