各市町村では災害ごみの受け入れなども始まっておりますので、最新の情報H Pで確認して下さい。それで、当社への問い合わせで多いのが床下浸水後の対応なのですが、まず床下浸水では火災保険の適用は難しそうというのが保険的な話です(保険会社へご確認ください)。
それで、床下浸水後(床上も基本は同じですが、個人や家族での対応が難しい場合が多いので市町村市民部等に相談しましょう。)の対応ですが、
①相談(家を建てた工務店・保険会社などへの相談・近隣の方々との情報交換)
②確認(浸水時の高さと範囲の確認)
③片付け・清掃(通気口を塞いでいるも物があれば撤去する・床下の換気システムがある場合は工務店に必ず相談する。)
④洗浄(水道水での水洗い理想ですが、床を剥がずに行うのは難しい場合が多い)
⑤消毒(洗浄後、概ね乾いたことを確認してから消毒する。方法に関してはハイターなどを希釈して行うやり方を推奨しているが現実的には床を剥がないと難しい場合が多い)
⑥乾燥(送風機・サーキュレーターなどを使用)
の手順で進めるのがマニュアルで言うところの理想です。
しかしまず、安全を確保した上で家の外回りと床下の確認をして下さい。
ベタ基礎でない場合には台所の床下収納から床下の状況を確認し乾燥させることを第一に考えるのがすぐできる措置です。
その上で市町村に状況を説明して対応を仰ぐことも有効でしょう。また、近隣の方々も同じような状況と思われますので、ぜひご近所で情報を交換して対応されるのが良いと思います。
鶴岡市では健康課にて消毒についての対応をしているとのことでした。
当社では床下の消毒に初期対応として、ミストでの消毒剤の散布と、オゾン発生装置での燻蒸を行っております。この作業最低でも10万円を超える作業料が発生しますので、まずは自分でできる対応を推奨します。