新しい月、気持ちも新たにスタートしております。そんな中、一月上旬より発注しておりましたアートパネルが届きました。会社の壁に何か飾りたいと考えていたのですが、絵画というのは結構値段も張りますし、どんなモノが良いのかなと正月休み中ネットにて探しておりました。
そこで見つけたのが、イサム・ノグチ庭園美術館にて販売しているアートパネルでした。こちらは彫刻家・造園家であるイサム・ノグチ(1904ー1988)がデザインした照明器具「あかり」のランプシェードにあたる部分の和紙を裏打ちして額装した物です。
初めなんとも思わずに和紙だけを購入して自分で額装すれば良いと考えていたのですが、これだとシワシワの和紙が額に入れられているだけでアート感ゼロなのでした。
そこで、更に調べてみると、このイサムノグチの和紙を裏打ちして額装してくれるという、大変ニッチな業者さんが長野県にある事が分かり、そちらに和紙を郵送して本日めでたく額装されて到着したのです。
イサム・ノグチ庭園美術館のある今外国人に最も人気のあるスポット香川県から山形そして長野そしてまた山形。2,000km以上旅して無事に会社の壁面に飾られることになりました。
イサム・ノグチさんというのはこの和紙を見るまで全く知らない偉人だったのですが、酒田市にある土門拳美術館の庭園を設計したりと、意外にも目にした事のあるものを手がけてらっしゃた事に驚きがありました。
元々は照明器具の傘として作られたこのパネル、新しい価値を吹き込むというスピリットは当社のお届けしてる仕事の価値とも繋がっている様に感じ、とっても気に入っております。
アートって最高。