本日は彼岸、お墓参りをされるという方も多いのではないでしょうか。私も近くに菩提寺がありますのでお参りする予定でおります。そんなお彼岸に寄せて、先日知った蝶にまつわるお話をさせて頂きます。
蝶はサナギから脱皮し美しい姿で飛び立つことから、神聖視されて来たようです。輪廻転生の象徴にもされ、それは仏具に蝶の装飾が施される事などからも伺えます。一方で霊的なイメージで不吉という考えもあるようですが、世界的に見ても生と死や復活のシンボルとされてきたことは確かなようです。
つまり肉体はサナギで、魂は蝶。肉体が動かなくなった時、魂が解き放たれるのです。おひとりさまが増え、看取りというものが大きなテーマとなっています。「認定看取り士制度」を立ち上げた(一社)日本看取り士会代表の柴田さんは、死の床にある人を抱きしめると臨終の瞬間、背中から大きなエネルギー出て行くのを感じると言います。魂というのは存在するのかもしれませんね。
そんな目に見えない世界と繋がる日、それがお彼岸なのかもしれません。そんな日を、そんな心の充実を大切にしたいものです。