本日は日差しが出て暖かなこちら庄内地方。海岸線を車で走ると太陽とのコントラストがとっても美しい大海原が広がっていました。しかし、浜辺に目を移すと冬の風物詩とも言える漂着ごみがその景観を台無しにしていました。誰を責めるでもないのですが、これをどうしたらいいんだろうってずっと思っています。無限に流れ着くこれら漂着ごみ、日本海は特に多というデータがあります。
日本財団 海と日本の2018年のデータによれば、山形県の最北端にある遊佐町は全国で最大規模の漂着ごみがあり、その半数はペットボトルとやプラスチックであるとまとめています。またどこから流れ着いたかというデータでは遊佐町の場合日本から39%・中国から16%・韓国から11%とあります。
39%は日本で捨てられたごみが遊佐の海岸に打ち上げられている。このデータには驚きです。日本海側では季節風の関係で冬特に多くのゴミが打ち上げられます。そんなゴミたちはどうやったら減らせるのか、少ない労力でどうやったら回収できるのか、もっと言えば資源として再利用できるのか。
ゴミで埋め尽くされた浜辺にカモメの群れが羽を休めていました。カモメは気にしていないかもしれないけれど、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。こういった問題を解決することも私たちの大切なミッションであると改めて感じた、12月にしては暖か過ぎる週末でした。