我が家には中2の息子がおります。そのほか3人は娘で、彼と私が男勢という訳です。中2病などという言葉もありますが、中2というのは少年から青年に変わるまさにその瞬間なんだなと息子を見ながら感じます。
ファッションなんていうのはその最たるもので、オシャレしたいんだけどどうやっていいか分からない様子がまだ可愛らしくもあります。成人した上の娘たちの趣味で、韓国アイドル風のコーディネートがプレゼントされた時も面白かったですね。弟よ、サテンぽい白いやや細身のパンツに白地にブルーの大柄の模様が施されたミドルゲージのニット、そこにシルバーの(やすくさい)アクセサリーを合わせて着るべしと渡されたコーディネート。完璧に彼氏にさせたいファッションがそこにあったわけですが、まだ子供っぽい彼がそれを着る姿があどけなく、吹き出しそうになるのを必死に堪えてました。
それで照れ臭そうに「お父さんと服買いに行くわ〜」と言ってくれて、なんか頼りにされている感じが嬉しかったです。ただ、息子の趣味が分からない。多分アメカジなんでしょう。アメカジって今も使用していい言葉なのかもわかりませんが、我々90年代青春世代からすればそんな格好が好みなのかなと探りを入れています。
最近はスニーカーにめっぽうハマっている息子。「お父さんが中学生の頃はな、みんなエアジョーダンⅥ履いてたなー。バカの一つ覚え見たいに」なんて先輩面して話してます。親父の威厳ってやつ。
「あとなファッションの主導権は靴にあり!だぞ」なんてやっぱり先輩面しているとウザがられるのでまあほどほどに。若いと何着てもサマになるんだよな〜。息子と一緒に服を買いに行けるなんて最高に幸せです。