昨日は今シーズン2回目の会社周りの草刈りを実施しました。中々いい運動になりますし、なんと言っても気持ちがいい。草がボウボウだと、気持ちもザワザワしてしまいます。
先日久々に師匠故秋山周三氏が出演した「山形に生きる」というTV番組を録画したものを観ました。そこでも草刈りの重要性を述べているのですが、企業の業績が傾いて来ると環境整備が行き届かなくなり、その会社周辺は荒れ出してくる。荒れ出すから業績が悪いのか、業績が悪いから荒れ出すのかは分からないが、とにかくこの現象はピタッと一致するのだそうです。だから師匠はそんな会社を地域から出さぬようにと環境整備の重要性を訴え、自ら率先して草刈りを続ける実践をしていました。
資材が盗まれるという企業に対しては防犯カメラをつけるより先に環境整備をすることの大切さを説き、隙のない企業イメージを草刈りなどの徹底で示し、これが盗難抑止になると語りました。
割れ窓理論なんていうものがありますが、装いへの気配りも道具の扱いも建物の手入れも、立居振る舞いにもその企業の社風は現れます。これを整えて行くことにきっと終わりはないのだけれど、それをやり続けるのが経営であり経営者の使命でもあるのでしょう。
師匠いつもありがとうございます。