6月から始めた習字ですが、一ヶ月が過ぎ新しい手本が届きました。7月は「大胆不敵」が課題です。意味は度胸がすわっていて、まったく恐れないこと だそうです。ちなみに6月の課題は「四書五経」で四書とは論語とか大学、五経とは易経とか書経という東洋古典の代表的なものを意味するということでした。「四書五経」という言葉を今回初めて知りましたが、書を通じてそんな知らなかった言葉とも出会えるのがまたおもしろ味となっています。
それで手本と一緒に情報誌的な冊子が毎月届くのですが、その巻頭の書がまた素敵なんです。7月の文字も内容も素敵でしたね。「他人の幸せを心から喜べる広い心の持ち主になりたい」って書いてました。こんな素敵な書を書く人が、他人の幸せを心から喜ばない訳はないはずなんですが、けど作者はそう感じるんでしょうね。ちょっとホッとしてしまいます。
手書きがとっても減った現代ですが、日本人の9割が手書きをこれからも大切にすべきだと回答した世論調査もあり、手書きの貴重性は高まる一方という気がします。
それで、今週は新しい手本を前に、イメトレですね。先生からとにかく手本をよくみるべし!と教えていただきましたので、とにかくみる。みて筆を持たず、エアーでひたすらなぞって、頭に?心に?焼き付ける。これをやってます。
7月はいい字が書けるのか、楽しみな時間です。