出会いというのは不思議なもので、自分が考えもつかない所まで連れて行ってくれたりするものです。最近の出会いで、これまでずっと考え続けてきたのに見つけられずにいたことが解決しそう!ということがありました。業界の展示会とか業界紙を読みまくっていても出会えなかった解決の糸口。それが一気に動き出しました。今最も熱い思いで読んでいる「齊藤義明著:日本の革新者たち」によれば、「革新者は同類とはつるまない」なのだそうです。
これは昔から言われている、革新とはよそ者・若者・バカ者が起こすという話に似ていると思うのですが、やはり他からの視点や常識的ではない視点というものが大切だということなのだと思います。それで今回の私のケースも同業ではない視点からなんですね。私もこの業界で20年やって来まして、当初はこれはおかしくない?などたくさんアイディアがあったのですが、あれはこうだからダメ、これはこうなっているから無理と結局は業界の常識に取り込まれて行ってしまいました。
それが他の視点からしてみると、もう全く見え方が違うんですね。あ〜そういうことか〜と目から鱗が落ちまくり、いつの間にか業界の人間になってしまっていた自分に気がつきました。
「革新者は同類とはつるまない」。革新者になることが目的では当然ないのだけれど、社員やお客様・地域にとって良いことをこの仕事を通じてお届けするにはやはり革新的であることが求められます。だから、特に他の視点を持っている人たちとの出会いを大切にしよ〜って思っています。