人に話したことって励ます言葉でも傷つけてしまった言葉でも、言った方というのは案外忘れてしまっているものです。しかし言われた方というのは、良いこと悪いことずっと忘れずに覚えているもので、ふとした時にあの時にああいう言葉をかけられて嬉しかったとか教えていただくことがあります。意外と「あの時ああやって言われて傷つけられた!」とか言われることはまずないのですが、言われないだけでどれだけ人を傷つけてきたのだろう〜なんて恐ろしくなることもあります。これは反省して胸に刻み、これからの私に期待してもらうしかないな〜と。
本日言われたのが、鷹は人生の折り返し地点で自分のクチバシを折るという話でした。これ10年ぐらい前に感動して方々で話していたのですが、話していた当人がすっかり忘れておりました。
このお話は、鷹は70年ほどの人生の35年を過ぎた頃、伸び切ったクチバシや爪、そして硬くなった翼を取り払い新しいものに自ら再生させることで次の人生を新たに歩めるようになり、そうしなかった者はそこで命が終わるというものでした。人や企業の在り方にも通じる話だと当時感動し話していたのですが、すっかり忘れていて、改めて「それだよ!それ!」って熱くなりました。
当社は今年創業47年そして私は47歳、長くなったと爪そして重たくなった翼をやはり抱えていて、今それらをむしりにむしって大改革中。これはキツいし辛いし、怖い!けど今やらないと次の50年は見えてこない。だから今大改革の真っ只中。そんな時に聞いた鷹のクチバシのお話し、激アツです。