本日は久しぶりに空家整理の現場へ行って来ました。現場はあつみ温泉でこちらのお宅、普通の家とはちと違う作りになっていていいな〜と思ったのですが、どんな作りになっていたのでしょうか?。
ヒント1、家に必ずあるモノが無い。ヒント2、あつみ温泉ならでは。さーどうでしょう、もうお分かりですね、そう正解はお風呂が無い!でしたー。羨ましいことに、こちらのお家は家のすぐ裏が公衆浴場(もちろん温泉)で公衆浴場に入る事を前提にお風呂が初めっから無い作りなんですね。こういう潔い作り最高に好きです。リフォームするにしても水回りが一番お金がかかりますから、この無いという選択最高ではないでしょうか。
私の生まれた家は湯野浜温泉の温泉旅館の真前にあり、家族でそちらのお風呂にお世話になっていましたから家で風呂に入るという習慣というのがなかったのですが、それでも使わないのに風呂とシャワーはありました。ですからこの潔さ最高です。
風呂桶に石鹸とか持って寒い寒いって言いながらガラゴロ歩いて行って、帰りはぽっかぽか。いっつも会うのは同じ顔ぶれで、おじいさんが纏うタバコの香りなんか今だに懐かしく思い出します。
温泉の公衆浴場って最高の地域資源なんだな〜なんて改めて感じた現場での出来事でした。