昨日より鹿児島県は奄美大島に来ております。酒田にある庄内南洲会という会の催しで訪れているのですが、奄美大島と言えば南洲翁西郷隆盛が島流しにあった場所であり、その地を訪ねるというのが今回の目的でした。
現地に到着すると、奄美市長と龍郷町長が空港にお出迎えしてくれ、その模様は地元紙やYahoo!ニュースにも掲載されるほどで思いの外対歓迎されかなり感激しました。なんでも奄美市安田壮平市長は庄内南洲会の会員で、庄内にも足を運んだことがあるという事で、安田市長の働きかけでこのような催しが実現したようです。
鹿児島空港から奄美空港までは45分、南洲翁が島に上陸した地が龍郷町という事で昨日は龍郷小学校の全校生徒が歓迎のレセプションを開いてくれ、黒糖焼酎を頂きながら町の住民たちと共に現地に伝わる八月踊りという盆踊り的な踊りを輪になって行って来ました。
片付け事業を始めた14年前、鶴岡の古い家の床の間に何故か西郷さんの肖像画が掛けられている事に疑問を感じたのですがその理由がこの南洲会に入り分かり、今回この武士がおらず農民だけだった島の歴史を知る事で、その人物形成に影響を与えたモノを垣間見ることができたと思っています。
半ば無理やり連れてこられた奄美ツアーでしたが、得るモノも大きかったと感じております。