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春らしい陽気のなか、今日は不法投棄防止パトロールへ。毎年春と秋に行われていて、県・市町・県警・廃棄物処理業者が合同で実施するものです。庄内一帯をエリアごとに巡回しており、今週は私の担当で、鶴岡市の旧櫛引町周辺を回りました。
車を走らせると、左右の田んぼではちょうど田植えの真っ最中。水が張られた田に空が映り込んで、そこに苗が規則正しく並ぶ様子は、何度見ても心が整うような美しさがあります。芽吹きの季節って、いいですね。
そんな中でも、山道を少し入ると、やっぱりありました。今回見つけたのは、ブラウン管テレビが2台。しかも、崖下です。見つけた瞬間、いつも思うのは、「なぜここに?」という疑問と、捨てることの軽さ、拾うことの重さ。
投げ落とすのはほんの一瞬。でも、それを拾いに行く私たちは命綱こそ使いませんが、ある意味命がけ。足場の悪い斜面を慎重に降りて、重いテレビをなんとか回収する作業は、見た目以上に大変です。そして、もし誰も拾わなかったら、そのテレビは土に還ることなく、長い年月をかけて自然に害を与え続けることになります。
幸い、近年は大規模な不法投棄は減ってきていて、日頃から皆さんの意識が高まっているのを感じます。それでも、まだこうして“誰かに見つからなければいい”という気持ちで投げ捨てられてしまうゴミがあるのも事実。
新緑の山のなか、キラキラと光る田んぼの風景を背に、そんな現実と向き合う一日となりました。
自然の力を借りて生きている私たち。せめて、自然を汚すことのないようにありたいですね。