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591/1000 カバの目と、一呼吸のちから 

2025/07/06
591/1000 カバの目と、一呼吸のちから 

アフリカに伝わるとされる、あるカバの話を紹介したい。


ある日、カバが川を渡っていると、突然、何かの拍子に片目を水に落としてしまった。

それに気づいたカバは、驚き、慌てふためく。

「大変だ、目がなくなった!」

バシャバシャと川の中をかき回し、必死に探す。

水をかき、足で蹴り、あちこちをひっくり返しながら探し続けた。


けれど、目は見つからない。

焦れば焦るほど、川の水は濁り、底は見えなくなっていく。

カバはやがて、息も絶え絶えになり、その場に座り込んだ。


そのときだった。

かき乱されていた川の水が、ゆっくりと静まり、澄んでいく。

濁りが引いて、底が見えるようになったその瞬間、

カバは自分の片目を、すぐそばに見つけたのだ。


焦っているときには、見えるものも見えない。

呼吸おけば、見失っていたものに、ふっと気づけることがある。

そんな教訓を含んだ、静かで美しい寓話だ。


私たちも、日々の生活のなかで、

何かを「なくした」と感じてバタバタと探し回ることがある。

時間や気持ちの余裕、自信、信頼……。

失ったと思って必死になるあまり、

余計に状況を悪くしてしまう。


けれど、そんなときこそ一呼吸。

無理に動かず、まずは立ち止まってみる。

すると、不思議と霧が晴れるように、

本当に大切なことが見えてきたりする。


今日もうまくいかないことがあるかもしれない。

けれど、焦らず、騒がず、カバのようにすとんと座ってみよう。

澄んだ水の中に、思いがけない“答え”が潜んでいるかもしれないのだから。
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