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鳥獣被害という言葉の中には、クマの被害も含まれている。
庄内でもクマの出没情報は珍しくなくなり、ニュースになるたび、空気が一段重くなる。
イノシシやシカは畑の話になるが、
クマは命の話になる。
クマにも命があるということは、誰しもが思うところだ。
それでもクマは、ニュースになり、警戒情報が出て、出動要請が出て、銃が向けられる。
その事実の前では、正しさはいつも、いくつも並ぶ。
そんなことを考えながらも、
我が家の軒先には、今日もスズメがやってくる。
十羽ほどだろうか。
実は鳥の餌を撒いている。完全にこちらの都合なのだが、それがまた可愛い。
懐くわけではない。
近づけば一斉に飛び立つ。
それでも必ず来て、来ると決まって賑やかだ。
ピチピチと鳴きながら、
小さな体で場所取りをして、
誰かが追い出されて、誰かが割り込んで。
ある日、妻がふと気になって、スズメの寿命を調べた。
一年ほどだという。
その数字を見たとき、少しだけ、スズメの見え方が変わった。
一年の命。
毎日来ているこの中に、
もう春を迎えられないやつもいるのかもしれない。
そんなことを考えたこともなかった。
今日も雪の上に、意外と大きな足跡を残して、スズメたちがやってきた。
人と野生の関係は、いま、そのちょうど難しいところに来ている気がする。
それでも雪の上の小さな足跡を見ていると、
被害の前に、
管理の前に、
まず「生きている」があるのだと、思わされる。