55/100 置き場所を増やす、その前に
2026/10/25新聞に、トランクルームの利用が広がっているという記事が載っていました。
庄内でも、ここ数年でよく見かけるようになりました。コンテナがずらりと並んでいるのを見ると、それだけ預けたいモノがあるのだなと思います。
家に収まりきらないモノ。
季節にしか使わない道具。
趣味で集めている、大切なモノ。
引っ越しや実家の片付けなど、一時的に置き場所が必要になることもあるでしょう。借りる理由は、人それぞれです。
地方では、こうしたモノを「とりあえず実家に」と置いていた方もいるのではないでしょうか。空き部屋や物置に、子どもが独立した後も荷物だけが残っている。片付けの仕事でも、そんな光景に出合います。
それが今、トランクルームに置き換わってきているのかもしれません。ただ、庄内で増えている理由がそこにあるのかは、この記事だけでは分かりません。
便利なサービスだと思う一方で、借りる前に一度、モノの整理に思考が向くといいなとも思いました。
「どこに置こうか」と考える前に、
「これは、これからも持っていたいモノだろうか」と考えてみる。
いつか使うかもしれない。
高かったから、もったいない。
思い出があるから、手放せない。
どれも、よく分かります。私自身、モノを持つ楽しみも、手放す難しさも感じています。
ただ、置き場所ができると、そこで安心してしまうこともありそうです。家の中はすっきりしても、預けたモノをどうするかは決まっていない。そのまま毎月の保管料だけがかかっていくのは、少し気になります。
もちろん、すぐに決められないモノもあります。
特に家族の思い出が詰まった品は、時間が必要なこともあるでしょう。
そんな時は、「半年後にもう一度見直す」など、期限を決めて預けるのもいいと思います。気持ちを整理する時間として借りるなら、その場所にも意味があります。
整理したうえで、やっぱり残したい。
これからも使いたい。
そのために場所を借りる。
そう考えて選べたら、より気持ちよく利用できそうです。
置き場所を増やす、その前に。
まずは今あるモノを、一度見直してみる。
私も、しまい込んだままになっているモノから、確かめてみようと思います。

