鶴岡・庄内の家庭と事業所を支える環境管理センター。一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬・処分、粗大ごみの持ち込み、浄化槽の維持管理、グリーストラップ清掃に対応。ごみ処理から水まわりの衛生管理までご相談ください。
総合案内0235-24-1048
ゴミ受付0235-25-0801

窓口8:30〜11:45/13:00〜16:30
電話対応8:00〜12:00/13:00〜17:00
定休日日・祝・土曜不定休・年末年始
 

環境管理センターブログ

2026/09/29

YouTubeで話題になった楽曲について、「AIで作られた作品ではないか」という議論が起きている。私も聴いてみたが、まず曲そのものがいいと思った。だからこそ、誰が、どうやって作ったのかが気になるのだろう。

 

この話を見て、時計の「クォーツショック」を思い出した。正確で手頃なクォーツ時計が普及しても、機械式時計は消えなかった。私自身、機械式時計派だ。時刻を知るだけなら、もっと正確で便利な方法はいくらでもある。それでも、小さな歯車が動き続ける時計を腕に着けていたい。

 

そこに人間の熱のようなものを、たとえ幻想だったとしても、求めたくなるのだ。

 

音楽にも似たことが起きるのだろうか。AIによって、整った曲を作ることがずっと身近になる。聴いて心地よい曲が増えるのは面白い。一方で、好きなアーティストの新曲を待つ気持ちは、音の出来だけでは説明できない。その人が何を見て、何に悩み、どんな言葉を選んだのか。そんなことまで想像しながら聴いている。

 

もちろん、人間が苦労して作ったというだけで、よい作品になるわけではない。AIで作られた曲にも心を動かされるかもしれない。それでも制作の背景を知りたくなるのは、私が作品の向こうに人を感じたいからなのだろう。

 

安くて高性能なものが増えていく時代に、人は何に価値を感じるのか。機械式時計を眺めながら、しばらく考えてみたくなった。

2026/09/27
27/100 整理収納でつながる。  

整理収納アドバイザーの仲間は、全国にいます。

 

昨日は関東のアドバイザー仲間が、土門拳記念館をはじめ、庄内の著名な建築を巡る旅にいらっしゃいました。私は遊佐町の「カフェ翠」さんで合流。みんなでベンチに並び、鳥海山を眺めました。

 

庄内の風土のこと、ご自身が携わった壮絶な遺品整理の体験のこと。景色を前にして、話はあちこちへ広がります。

 

人と人がつながる。それも「整理収納」を通じてつながっているのだから、面白いものです。なぜか整理収納アドバイザーの方々と話していると、前向きな話が多い。目の前の困りごとをどうにかしたい、暮らしを少し良くしたい。そんな思いを持つ人たちだからかもしれません。

 

一行はこのあとこちらも庄内にある著名な建築物と行っていいと思いますスイデンテラスへ宿泊。明日は加茂水族館を訪れるそうです。

 

いつも見ている鳥海山も、遠くから来た仲間と一緒に眺めると、少し新鮮に見えました。庄内でまた一緒に過ごせたことが、うれしい一日でした。

2026/09/25

今年も残すところ、あと100日ほど。

 

会社の事務所を見渡しながら、そろそろ年末の大掃除を意識する時期になってきました。

 

とはいえ、年末の忙しい時期に「今日はみんなで大掃除!」と一気にやるのも、なかなか大変です。

 

そこで今年は、今から少しずつ始めることにしました。

 

名付けて「細切れ大掃除」。

 

今日はこの棚。

次は書類の引き出し。

その次は給湯室。

窓や照明、普段なかなか手をつけないところも、時間を見つけて少しずつ。

 

一度に全部やろうとすると大仕事ですが、ひとつひとつならそれほどでもありません。

 

100日あれば、かなりの場所をきれいにできます。

 

そして会社の大掃除は、単に汚れを落とすだけではありません。

 

「これはまだ必要なのか?」

「なんとなく置きっぱなしになっていないか?」

「もっと使いやすい場所はないか?」

 

そんなことを考える機会にもなります。

 

事務所は毎日使っている場所だからこそ、少しずつモノが増え、いつの間にかそれが当たり前の景色になっていきます。

 

だから、ときどきリセットする。

 

整理して、減らして、掃除して、使いやすくする。

 

年末最後の一日にまとめてやるより、残り100日を使って少しずつ整えていくほうが、案外いいのかもしれません。

 

きれいな事務所で一年を締めくくって、気持ちよく新しい年を迎える。

 

今年の大掃除は、今日から細切れスタートです。

2026/09/23

昨日、私の両親の金婚式と、妻の両親のエメラルド婚式を祝う会を開いた。

 

これまで、還暦のお祝いなども何もしてこなかった。何かお祝い事をしてあげたいなあと思いながら、いつの間にか月日が過ぎていた。そこで今年は「両親たちのお祝い会を開く」ことを目標の一つに掲げた。昨日、ようやくそれを形にすることができた。

 

東京から娘たちも駆けつけて、家族10人が集まった。こうして全員で顔を合わせる機会も、今ではそう多くない。席に着いた皆の顔を見ているだけで、会を開いてよかったと思った。

 

会の中では、4人の孫が、4人の祖父母へそれぞれメッセージを贈った。普段は照れくさくて言えないことも、この日だからこそ言葉にできたのかもしれない。一人ひとりの言葉に、皆の目から涙が流れた。

 

その後は皆でカラオケを歌い、笑って、また誰かが歌い始める。しんみりした空気のまま終わらないところも、私たちらしい。あっという間の楽しい時間だった。

 

ふと、両親たちの背中が目に入った。やはり、以前より小さく感じる。

 

子どもの頃は、自分よりずっと大きく、何でもできる人たちだと思っていた。今も元気に笑っている姿がうれしい。でも、こうして一緒に過ごせる時間は、当たり前に続くものではないのだろう。

 

大げさな親孝行はできていない。それでも昨日は、みんなで集まって、おめでとうを伝えられた。両親たちにも、駆けつけてくれた家族にも感謝している。

 

また皆で集まろう。次は何のお祝いでなくてもいい。そんなことを思った一日だった。

2026/09/21

新聞に、新潟市で始まった「不要品との物々交換所」が紹介されていました。

 

家庭の不要品を持ち込み、500円で5点まで交換できる仕組み。学生や子育て世代、高齢者、障害のある方は無料で利用できるそうです。

 

運営しているのは、リユース品販売などを手がける会社。まだ使える物を捨てずに、必要としている人へつなげていきます。

 

記事の見出しは、

 

「リサイクルで人助け」

 

とても分かりやすく、本質を表した言葉だと思いました。

 

私もこれまで、同じようなことを何度か考えたことがあります。

 

家財整理の現場では、まだ十分に使える家具や生活用品がたくさん出てきます。しかし、それらすべてに買い取り価格がつくわけではありません。

 

売れる物ではない。

 

けれど、捨てるにはもったいない。

 

必要としている人にとっては、十分に価値がある。

 

その間にある物を、うまく循環させる仕組みができないだろうか。そんなことを何度も考えてきました。

 

ただ、考えることと実行することの間には、大きな距離があります。

 

場所を用意し、人を配置し、持ち込まれた物を選別する。壊れた物や汚れた物をどうするのか。残った物の処分費を誰が負担するのか。

 

善意や理想だけでは続けられません。

 

だからこそ、実際に形にして運営していることが素晴らしい。

 

リサイクルやリユースは、環境のためだけにあるものではありません。物を必要としている人を助け、暮らしを少し楽にすることもできます。

 

物を救うことが、人を助けることにつながる。

 

私たちの仕事にも通じる考え方です。

 

一度、実際の交換所を見に行ってみたいと思います。

 

どんな物が集まり、どんな人が利用し、どのような仕組みで運営されているのか。そして、庄内でもできることはないのか。

 

考えていたことを実行している人に会うと、自分の中にあったアイデアも、急に現実味を帯びてきます。

 

「面白い取り組みですね」で終わらせず、まずは現場を見てみたい。

 

新しい取り組みは、きっとそこから始まるのだと思います。

2026/09/19

先日、ある冊子を読んでいたら、「後悔しないための実家じまい」という記事が目に入りました。

 

「実家じまい」。

 

最近よく聞くようになった言葉ですが、私たちの仕事は、まさにこの「実家じまい」の一部分を担っているのだと思います。

 

記事では、誰も住まなくなった実家をそのままにしておくリスクについて書かれていました。

 

建物が傷み、近隣に迷惑をかけてしまうこと。

犯罪などに利用される可能性があること。

そして固定資産税や修繕、管理など、住んでいなくてもお金がかかり続けること。

 

だから、空き家になってから慌てて考えるのではなく、親が元気なうちから家族で話しておくことが大切なのだそうです。

 

これは、私たちも現場に立っていて本当にそう思います。

 

家より先に、家の中がある

 

実家を売るにしても、解体するにしても、その前にやらなければならないことがあります。

 

それが、家の中の整理です。

 

家具、布団、洋服、食器、本、書類。

 

そして写真や手紙、思い出の品。

 

何十年も家族が暮らしてきた家ですから、当然ものすごい量になります。

 

しかも、単純に「いる」「いらない」だけでは決められません。

 

一つひとつのモノに、その家族の時間がくっついているからです。

 

だから、

 

「今度やろう」

 

「時間ができたらやろう」

 

「まだ大丈夫だろう」

 

となってしまう。

 

そして一年、二年と時間が過ぎていきます。

 

「捨てられない」より「どうしたらいいか分からない」

 

家財整理の仕事をしていると、私は「捨てられない人」が多いというより、自分ではどうしたらいいのか分からなくなっている人が多いように感じます。

 

あまりにもモノが多い。

 

何から手をつけたらいいのか分からない。

 

家族だけでは時間が取れない。

 

思い出があって判断できない。

 

そうして、だんだん実家そのものが重荷になっていく。

 

だからこそ、家族だけで抱え込まず、家財整理、不動産、解体、相続など、それぞれの専門家の力を借りることも必要なのだと思います。

 

片付いたあとの表情

 

私たちが家財整理を終えたあと、お客様の表情が変わる瞬間があります。

 

モノでいっぱいだった家がきれいになって、

 

「これで一区切りつきました」

 

そんな言葉をいただくことがあります。

 

私は、その表情を見るたびに思います。

 

私たちが片付けているのは、モノだけではないのかもしれないな、と。

 

ずっと心のどこかにあった、

 

「やらなければならない」

 

というものまで、一緒に整理しているのかもしれません。

 

実家じまいというと、少し寂しい響きがあります。

 

でも、ただ家をなくすことではない。

 

そこに暮らした人の時間を整理して、残すものを残し、手放すものを手放す。

 

そして、次のことを考えられるようにする。

 

実家じまいとは、何かを終わらせるためだけではなく、次へ進むためにするもの。

 

記事を読みながら、そんなことを考えました。

2026/09/17
17/100 一番の安全対策とは  

今日は納車日。

 

バキュームカーとごみ収集車、2台の新しい車両が納車されました。

 

納車後は、ディーラーさんから操作方法や安全装置について説明を受けます。

 

新しい車両を囲み、実際に動かしながら説明を聞くスタッフたち。

分からないことを質問しながら、一つひとつ真剣に確認していました。

 

その様子を見たディーラーさんが、

 

「これだけ熱心に説明を聞いてくれると、こちらも嬉しいです」

 

とおっしゃってくれました。

 

そして、車両にはさまざまな安全対策の装置が付いていることを説明したあと、ぽつりと一言。

 

「でも、ドライバーが前を向いて運転するという当たり前のことができれば、本当はこんな装置はいらないんですけどね」

 

確かに、その通りだと思いました。

 

車両の安全性能は、年々進化しています。

事故を防ぐための装置が増えることは、とても心強いことです。

 

しかし、どれほど優れた装置が付いていても、最後に安全を守るのは、それを扱う人です。

 

前を向いて運転する。

周囲をよく確認する。

慣れた作業ほど、基本を省略しない。

 

どれも当たり前のことですが、その当たり前を毎日続けることが一番難しく、そして一番大切なのだと思います。

 

新しい車両は、私たちの仕事を支えてくれる大切な仕事道具です。

 

安全装置に頼り切るのではなく、まずは人が安全への意識を持つこと。

新しい2台の納車を機に、改めて基本の大切さを考えた一日でした。

2026/09/15

今日、ちょっと嬉しいことを言われました。

彼を見てきた先輩スタッフの一人から、

「〇〇、最近すごく変わりましたよ」

と。

彼は、ここ数年なかなか仕事の面で伸び悩んでいたスタッフです。

もちろん真面目に仕事はしている。

でも、もう一歩、自分から考えて動くというところまでいかない。

そんな印象を持っていました。

ところが最近は、自分で考えて行動するようになり、報告・連絡・相談もしっかりできるようになったというのです。

これは嬉しかった。

何より、私ではなく、ずっと彼の仕事ぶりを見てきた先輩スタッフからそんな言葉が出てきたことが嬉しかったのです。

何が彼を変えたのか。

実は少し前に、彼の上にいたスタッフが異動になりました。

それがきっかけだったのかもしれません。

頼れる人が近くにいなくなり、自分で考えなければならなくなった。

自分が判断し、自分が動かなければ仕事が進まない。

そんな環境が、彼を変えたのかもしれません。

もちろん、本当のところは本人に聞いてみなければ分かりません。

でも、今回のことから改めて思ったことがあります。

人が伸び悩んでいるとき、私たちはついつい、

「本人の意識が足りない」

「もっと積極的になってほしい」

と、本人の中に原因を探してしまいます。

でも、もしかすると違うのかもしれない。

その人の能力が足りないのではなく、その力を発揮する役割や環境が、まだ整っていなかっただけなのかもしれません。

誰かがいなくなったことで、自分の役割ができる。

任されることで、考えるようになる。

考えるから、行動するようになる。

そして自分で動くからこそ、報告・連絡・相談の大切さも分かってくる。

人って面白いものです。

何年も見てきたスタッフが、あるタイミングでグッと伸びることがある。

だから、人の成長をこちらの物差しだけで急いで判断してはいけないのだと思います。

人が育つタイミングは、こちらでは決められない。

でも、その人が力を発揮できる場所や役割をつくることはできる。

そして、その変化をちゃんと見つけて、認めることもできる。

数年間伸び悩んでいたからこそ、今回の変化が余計に嬉しい。

こういう瞬間があるから、人と一緒に仕事をするのは面白いんだよなぁ。

2026/09/13

昨日は久しぶりに、不動産の残置物整理の見積もりに行ってきました。

しかも2件連続。

久しぶりということもあって、頭はフル回転です。

今回は解体業者さんと一緒に現場へ。

建物はいずれ解体することになるのですが、その前に、家の中に残された家財道具や生活用品を整理し、処分しなければなりません。

解体業者さんは建物を見る。

私たちは、その「中身」を見る。

面白いもので、見積もりにかかる時間は、私たちの方が長かったりします。

押入れを開ける。

棚を見る。

物置を見る。

タンスの中を見る。

「これは何㎥くらいになるか」

「これはどのように処理するか」

「これはリユースできないか」

「これは分別が必要だな」

「搬出するには何人必要か」

そんなことを一つひとつ考えながら見ていきます。

家一軒となれば、物の種類も量も本当にさまざまです。

大きな家具だけを見て「だいたいこれくらい」とは、なかなかいきません。

むしろ見積もりで怖いのは、目立つ大きな物より、押入れや収納の中にぎっしり入った小さな物だったりします。

だから細かく見る。

そして、頭の中ではすでに作業を始めています。

何人で入るか。

どこから搬出するか。

どの車両を使うか。

何台必要になるか。

何をどこへ持っていくか。

見積もりとは、単に「物の量を数える仕事」ではないのだと思います。

まだ何も動かしていない現場で、実際の作業を頭の中で一度やってみる。

だから時間がかかる。

昨日は2件連続だったので、終わった頃にはなかなかの疲労感でした。

でも久しぶりに現場をじっくり見て、

「ああ、こういうところにも自分たちの仕事の経験が出るんだな」

と改めて感じました。

見積もりに時間がかかるのは、段取りが悪いからではない。

それだけ細かく見て、その先の作業まで考えているから。

見積もりの段階から、もう仕事は始まっているんですね。

2026/09/11

今週は「社長面談」ということで、スタッフ一人ひとりと話す時間を持っています。

 

今日は、管理職のスタッフとの面談でした。

 

話の中で、こんな悩みが出てきました。

 

「人によって対応を変えることは、周囲からの信頼を損ねるのではないか」

 

確かに、人によって態度を変えることは、信頼を損ねます。

 

けれども、「態度を変えること」と「対応を変えること」は、少し違うのではないか。私はそんな話をしました。

 

例えば、料理もそうです。

 

食材には、それぞれを一番活かす調理法があります。

 

煮るのか、炒めるのか、蒸すのか。

同じ煮る料理でも、水から煮るのか、沸騰してから入れるのか。

 

調理法が違うからといって、食材を不公平に扱っているわけではありません。

 

その食材の持ち味を引き出し、最もおいしく、最も輝かせるために、調理法を変えているのです。

 

人も同じなのではないでしょうか。

 

同じ言葉で伝わる人もいれば、少し丁寧に説明した方が力を発揮できる人もいます。任せることで伸びる人もいれば、途中で声をかけた方が安心して進められる人もいます。

 

誰に対しても敬意を持つ。

その姿勢や態度は変えない。

 

けれど、その人が持っている力を発揮できるように、対応は変えていく。

 

目的が「その人を最も輝かせること」であるなら、人によって対応を変えることは、信頼を損ねることではありません。

 

むしろ、管理職として、とても大切なことなのではないか。

 

そんな話をした、今日の社長面談でした。

2026/09/09

スタッフ一人ひとりと、私が直接話をする時間をつくっている。

「社長面談」と書くと、なんだか随分と堅苦しい。

以前は評価シートなんかを使って、目標や仕事ぶりについて話すようなこともしていた。

でも今は、こちらから評価を伝えたり、フィードバックをしたりすることは基本的にしない。

「最近どう?」

「仕事で困っていることない?」

「何かやりにくいことある?」

「会社、ここ変じゃない?ってところない?」

そんな話をする、かなりゆるい面談だ。

7年もやっているのに、時々思う。

これって、本当に意味があるのかな、と。

面談をしたからといって、何かがすぐに変わるわけではない。

ものすごく有意義な話が毎回出てくるわけでもない。

雑談をして終わることだってある。

でも、7年続けてきたからこそ、この「ゆるさ」に意味があるのかもしれないと思うようになった。

評価シートを前にして、

「今年の成果は?」

「これからの目標は?」

と聞けば、当然、面談らしい答えが返ってくる。

でも、私が知りたいのは、そこだけではない。

普段仕事をしていて感じている、ちょっとした違和感。

わざわざ上司に報告するほどでもない困りごと。

「こうしたら、もう少しやりやすいのになあ」ということ。

あるいは仕事とは直接関係のない、最近あった出来事でもいい。

会社の人数が増えてくると、社長のところに届く情報というのは、どうしても限られてくる。

現場から上司へ、そして社長へ。

その途中で、「わざわざ報告するほどでもないこと」は消えていく。

でも、会社を良くするヒントって、案外そんなところにあるのではないだろうか。

一人から聞けば、その人個人の話に聞こえる。

でも何人かと話しているうちに、

「あれ、この話、さっきも聞いたな」

となれば、それは個人の問題ではなく、会社の仕組みの問題なのかもしれない。

そして、何か特別な話が出なくてもいい。

7年間続けてきたことそのものにも、少し意味があるように思う。

年に一度でも、

「社長と一対一で話をする時間がある」

それが当たり前にある会社でいたい。

聞いたことを全部解決できるわけではない。

答えを出さなくてもいい。

ましてや、せっかく話してくれたことに、こちらの考えを被せる必要もない。

「そうなんだ」

「それは知らなかった」

「なるほど」

まずは聞く。

スタッフを評価するためというより、私自身が会社を知るための面談。

今年もそんな感じで、一人ひとりとの時間を過ごしてみようと思う。

2026/09/07

今月、妻の両親の結婚55周年、そして私の両親の結婚50周年を一緒にお祝いする会を開きます。

 

会場を決めたり、昔の写真を集めたり、余興を考えたりと、少しずつ準備を進めています。

 

そして先日は、妻のお父さんが当日着る服を選びに行きました。

 

たぶん本人に聞けば、

 

「なんでもいいよ」

 

と言うに決まっている(笑)。

 

それならばと、私が勝手に見立てることにしました。

 

せっかくのお祝いだからスーツにネクタイというのもいい。

 

でも、家族でのお祝いですから、そこまで堅苦しくなくてもいいんじゃないか。

 

いろいろ考えて選んだのが、少し青みのあるチャコールグレーのセットアップ。

 

中には淡いブルーのポロシャツを合わせて、ネクタイはなし。

 

足元は茶色のローファー。

 

最後は靴下まであれこれ合わせてみました。

 

これが、最高に楽しかった。

 

自分の服を選ぶのとは、また全然違うんですよね。

 

この色なら似合うんじゃないか。

 

こっちの方が若々しく見えるんじゃないか。

 

当日の写真に写ったらどんな感じだろう。

 

そんなことを考えながら、一つひとつ組み合わせていく。

 

考えてみれば、義父の服を私が見立てるなんて、これまでほとんどなかったことです。

 

そして、ふと思いました。

 

55年連れ添った夫婦のお祝いの日に着る服を、娘婿である私が選んでいる。

 

なんだか面白いものです。

 

結婚したことで家族になり、長い時間を一緒に過ごしてきたからこそ、こんな時間もやってくる。

 

金婚式やエメラルド婚式というと、どうしても「当日のお祝い」に目が向きます。

 

でも最近は、昔のアルバムを開いたり、映像を作ったり、プレゼントを考えたり、そして義父の服を選んだり。

 

お祝いというのは、その日だけのものではなく、そこへ向かっている時間も含めてお祝いなのかもしれません。

 

さて、私が見立てたこのコーディネート。

 

本人が気に入ってくれるかどうか。

 

おそらく、

 

「うん、いいんじゃない」

 

くらいでしょうけど(笑)。

 

それで十分。

 

当日、この服を着た義父とみんなで写真を撮るのが、今から楽しみです。

2026/09/05
5/1000 リアル店舗の素晴らしさ・ありがたさ   

今日は妻のお供で仙台へ。

鶴岡から仙台までは車で片道3時間弱、約160km。山を二つ越えての道のりです。

妻の用事の間、私は時間があったので仙台の街をブラブラと散策。やっぱり仙台は人も多く、なかなか活気があります。

そんな中、ふらっと入ったのが「メーカーズシャツ鎌倉」、いわゆる鎌倉シャツのお店です。

私はYシャツがとても好きなのですが、実は既製品がなかなか合いません。

首まわりや胸囲はMサイズなのに、肩幅と腕の長さはLサイズ。

ファストファッションなどで腕の長さに合わせると首元がスカスカ。逆に首元に合わせると、今度は袖がツンツルテン。

そんなこともあって、スーツスタイルで着るシャツはオーダーなどで何とかなるものの、カジュアルでYシャツを合わせることは、いつの間にか諦めていました。

だから普段はニットなんかを着ることが多かったのです。

ところが今回、メーカーズシャツ鎌倉で店員さんと話しながら、いろいろな既製品を試着してみました。

サイズを変えたり、形を変えたり。

さらに「洗濯するとこのくらい縮みます」というところまで考慮しながら選んでいくと、なんとインディゴ染めのYシャツがピッタリであることがわかりました。

これはちょっと嬉しかった。

今まで「既製品では合わない」と思い込んで、カジュアルでYシャツを着ること自体を諦めていたのですから。

そして思ったのです。

ネットでは、こうはいかないよなぁ。

ネットならサイズ表を見て、数字を見比べて、「たぶんこれかな」と選ぶことになります。

でもリアルなお店なら、実際に袖を通して、鏡を見て、店員さんと相談しながら選べる。

しかも今回は、洗濯後の縮みまで考えてくれました。

そして何より楽しかったのが、店員さんとのファッション談義。

あれが似合う、こんな着方もできますよ、なんて話をしながら服を選ぶ。

買い物って、本来こういう時間も含めて楽しいものだったんだよなぁと思いました。

ネットは便利です。

私ももちろん使います。

でも、自分では見つけられなかった「自分に合うもの」を、人とのやり取りの中で見つける。

これはリアル店舗にしかない楽しさなのかもしれません。

何でもネットで買える時代だからこそ、逆にこういうお店の価値が際立ってくるような気がします。

リアル店舗って、やっぱり素晴らしい。

そして何より、久しぶりにカジュアルでYシャツを着られるのが楽しみです。

2026/09/03
2/100 捨てるから活かす  

令和8年度より、当社のリサイクルセンターで新しい二軸破砕機が本格稼働しています。

 

当社にとっても、大きな設備投資となりました。

 

二軸破砕機とは、その名の通り、2本の軸に取り付けられた刃を回転させながら、廃棄物を噛み込み、細かく破砕していく機械です。

 

大きなもの、長いもの、そのままでは扱いにくいものを破砕することで、その後の選別や再資源化につなげやすくなります。

 

今回、この設備を導入した大きな目的の一つが、海岸に漂着するごみの処理です。

 

庄内には、美しい海があります。

 

しかし、その海岸には毎年さまざまな漂着物が流れ着きます。

 

プラスチックだけでなく、漁網やロープなど、長く、絡まりやすく、これまでの設備では処理の難しいものも少なくありません。

 

こうしたものをどう処理し、できるだけ資源として循環させていくのか。

 

海に面した庄内で廃棄物処理に携わる私たちにとって、これはずっと考えていかなければならないテーマだと思っています。

 

今回導入した二軸破砕機によって、これまで処理が難しかったものを破砕し、その後の選別、再資源化へつなげられる可能性が大きく広がりました。

 

ただ、二軸破砕機を導入すること自体が目的ではありません。

 

私たちが目指しているのは、その先です。

 

これまで当社で扱ってきた廃棄物の中には、どうしても「処分するしかない」と考えていたものがありました。

 

しかし、細かくすることができれば分けられる。

 

分けることができれば、資源として活かせるものが見えてくる。

 

「ごみ」だったものが、「原料」に変わる可能性が生まれます。

 

そしてもう一つ。

 

海岸から回収したプラスチックを、ただ処理するだけではなく、新しい製品として庄内から送り出す取り組みも始めています。

 

海からやってきたものを回収し、選別し、破砕し、もう一度「もの」として社会へ戻していく。

 

これまで「どう処分するか」を考えていたものを、これからは「どう活かすか」と考えてみる。

 

廃棄物処理の仕事も、少しずつ変わってきているのだと思います。

 

二軸破砕機は、大きな機械です。

 

ものすごい力で、投入されたものを次々と砕いていきます。

 

でも、この機械に期待しているのは「たくさん壊すこと」ではありません。

 

これまで捨てるしかなかったものを、もう一度活かすこと。

 

そのための設備です。

 

令和8年度、新しい機械が動き始めました。

 

そして同時に、私たち環境管理センターの「捨てるから活かす」への新しい挑戦も始まっています。

2026/09/01
1/100 一番安いのは環境管理センターさんですよね  

今日から、ブログ100日実践を始めようと思います。

 

今回、ただ100日間書き続けるのではなく、一つ気になっていることを追いかけてみようと思っています。

 

それは、

 

AIの時代になって、お客様が会社を見つける方法が変わってきているのではないか。

 

ということです。

 

最近、これまであまりなかった問い合わせがありました。

 

電話口でお客様から、

 

「粗大ごみの持込で、一番安いのは環境管理センターさんですよね」

 

と聞かれたのです。

 

ちょっと気になりました。

 

「粗大ごみを持ち込めますか?」ではありません。

 

「料金はいくらですか?」でもありません。

 

「一番安いのは環境管理センターさんですよね」

 

なのです。

 

つまり、電話をかけてくる前に、すでに何社かを比較したような情報を持っている。

 

もちろんGoogleで一社一社調べて、料金を比較してくれたのかもしれません。

 

でも最近なら、

 

「鶴岡で粗大ごみを安く処分するには?」

「粗大ごみを持ち込むならどこが安い?」

 

そんなことをAIに聞いた可能性だってあります。

 

実際のところは分かりません。

 

ただ、お客様が会社を探す方法が変わり始めていることは、私自身も感じています。

 

これまでは、

 

検索する。

ホームページを開く。

何社か比較する。

電話する。

 

そんな流れだったものが、

 

「AIに聞く」

 

という一つの行動で、ある程度まで比較・整理された情報を得られるようになってきました。

 

そう考えると、会社の情報発信も変わってくるのではないでしょうか。

 

ホームページを作って待っているだけではなく、日々の仕事についてきちんと言葉にしておく。

 

どんな仕事をしているのか。

どんな相談を受けているのか。

料金はどうなっているのか。

どんなことなら力になれるのか。

そして、どんな考えで仕事をしている会社なのか。

 

私はこれまでブログを書き続けてきました。

 

それは基本的には「人に読んでもらう」ためのものでした。

 

でも、これからは少し違うのかもしれません。

 

人に伝えるために書いた言葉が、AIに私たちの会社を理解してもらう材料にもなる。

 

そしていつか、誰かが困ってAIに質問したとき、

 

「それなら、こういう会社がありますよ」

 

と私たちのことを見つけてもらえる。

 

そんな時代が、もう始まっているのかもしれません。

 

だから今日から100日間。

 

「AI時代に、会社がブログを書く意味」

 

これを一つのテーマとして、日々の仕事の中で起きたことを書いてみようと思います。

 

100日後、お客様からの問い合わせはどう変わっているのか。

 

そして私自身、ブログというものをどう捉えているのか。

 

ちょっとした実験のつもりで、続けてみます。

 

ブログ100日実践。今日が1日目です。
  • 電話番号0235-24-1048
    営業時間

    窓口 8:30〜11:45/13:00〜16:30

    電話対応 8:00〜17:00

    定休日日・祝・土曜不定休・年末年始
    所在地山形県鶴岡市宝田三丁目16−20