21/100 考えて終わりか、実行に移すか
2026/09/21新聞に、新潟市で始まった「不要品との物々交換所」が紹介されていました。
家庭の不要品を持ち込み、500円で5点まで交換できる仕組み。学生や子育て世代、高齢者、障害のある方は無料で利用できるそうです。
運営しているのは、リユース品販売などを手がける会社。まだ使える物を捨てずに、必要としている人へつなげていきます。
記事の見出しは、
「リサイクルで人助け」
とても分かりやすく、本質を表した言葉だと思いました。
私もこれまで、同じようなことを何度か考えたことがあります。
家財整理の現場では、まだ十分に使える家具や生活用品がたくさん出てきます。しかし、それらすべてに買い取り価格がつくわけではありません。
売れる物ではない。
けれど、捨てるにはもったいない。
必要としている人にとっては、十分に価値がある。
その間にある物を、うまく循環させる仕組みができないだろうか。そんなことを何度も考えてきました。
ただ、考えることと実行することの間には、大きな距離があります。
場所を用意し、人を配置し、持ち込まれた物を選別する。壊れた物や汚れた物をどうするのか。残った物の処分費を誰が負担するのか。
善意や理想だけでは続けられません。
だからこそ、実際に形にして運営していることが素晴らしい。
リサイクルやリユースは、環境のためだけにあるものではありません。物を必要としている人を助け、暮らしを少し楽にすることもできます。
物を救うことが、人を助けることにつながる。
私たちの仕事にも通じる考え方です。
一度、実際の交換所を見に行ってみたいと思います。
どんな物が集まり、どんな人が利用し、どのような仕組みで運営されているのか。そして、庄内でもできることはないのか。
考えていたことを実行している人に会うと、自分の中にあったアイデアも、急に現実味を帯びてきます。
「面白い取り組みですね」で終わらせず、まずは現場を見てみたい。
新しい取り組みは、きっとそこから始まるのだと思います。

