最近ミステリー小説中毒に陥っております。先週読んだ呉勝浩著「爆弾」、これは最高でしたね。こちらの本は2023年本屋大賞のノミネート作品でもあります。本屋大賞は4月12日に発表があるのですが、全国の書店員さんが選ぶ一番売りたい本というものに投票するというスタイルで、今年で20回目なんだそうです。
今回読んだ「爆弾」の面白い点は、犯人が自ら捕まり、取調べを受けるという所からがスタートで、その取調べの模様が90%を占めるという言葉と言葉の戦い・駆け引きの心理戦が秀逸で、も〜最高でした。
そして今回の本屋大賞では候補の10作品中もう一作品ミステリー小説がノミネートされています(ひょっとしたらもっとあるのかもしれません)。それは夕木春央著「方舟」です。この作品まだ読んでませんが、ざっぐりした所を聞くと殺人ゲーム的な所からの脱出的なモノだという事で、あまりそのテーマには惹かれるところはないのですが、前評判ではこれまでにはない特別なミステリーだという事で、やはり読まずにはいられなくなりまして、これからか本屋に走ろうと考えております。ミステリーがこんなに面白いなんて。
という事で、またソワソワしてしまう読書体験が始まりそうです。