本日は弊社の第46期株主総会が開始されます。昭和52年7月8日の設立以来丸46年、雨の日も風の日も雪の日もそして晴れの日も地域の皆様に支えて頂き、営業を続けることができました。
私は先代の社長が父であったため、子供の頃からこの会社・この仕事についてずっと触れて参りました。長靴を履いた父の姿や社員の姿、浄化槽維持管理業から廃棄物処理への業務転換、法律の変化や働き方の変化、事務所の合併と外部環境の変化に合わせ、会社も変化して来たと思います。
子供の頃から、大人になったらこの会社で働くことしか選択肢を持たなかった私は、入社20年目、社長にさせて頂いて8年目を迎えることができました。父がこの会社を経営していなかったら、私はどうなっていたのだろうかなどとふと考えたりもしますが、「置かれた場所で咲く」という名言が示すように、これ以外の選択は考えられず必死に花を咲かせよう。咲かせたいと頑張ってきた20年だったと感じます。
振り返ると、自分で自分をがんじがらめにして、「なければならぬ」ばかりでガチガチに肩の力が入った仕事人生だったように感じます。そこでこれからの20年を考えると、そろそろもっと自由なビジョンを描いて、社員と共に成長できる会社にしたいと感じます。私たちは何ができるのだろう。これまで一人で考え完結してきた会社の姿を、もっともっと皆を巻き込んでかき混ぜて皆の会社像としてアウトプットして行きたい。そう考えられるようになしました。会社は公器であって自分のモノではない。公器としてどう育て成長させるのか、これがこれからの20年にとっての軸になってくるでしょう。
46回目の株主総会、久々に株主の方と顔を合わせ、新しい会社の形について語らいたいと思います。