先日山形新聞で、鶴岡市のお隣三川町にて地域情報サイト「ジモティー」を運営する(株)ジモティーと、「リユース活動の促進に向けた連携と協力に関する協定」を締結したという記事を目にしました。
ジモティーというのは簡単に言うと地域情報の掲示板で、不要な家具や家電などをジモティーをプラットフォームとして必要な方に譲渡・リユースするという仕組みが全国的にも注目されています。
「タダでいいから誰かから使ってもらいたい」「リユースショップで面倒かけて数百円だったら、欲しい人にあげたい」という声はお片づけの現場でも多く伺いますし、行政でこういった手段を示して行くことはとてもいいなと感じていました。
そんなこともあって、三川町建設環境課のご担当者からお話を伺ったのですが、「町民にとって環境にとって良いことを、今すぐできるのであればをそれを実行するというスタンスで令和5年度は様々な連携を進めた」と仰っておりました。さらに三川町では、(株)パイロットコーポレーションと連携をして、三川町役場庁舎にて使用済みのペン等の回収についても行っています。個人使用に限られますが、ボールペン、シャープペンシル、マーカー、サインペン、替え芯、芯ケース、修正テープ、包装材ペン等がメーカー問わず回収可能で、回収後リサイクルされ収益の一部を、開発途上国の子どもたちにワクチン支援を行っている団体等に寄付を行う予定とのこと。また、インクトナー・パソコンのリサイクルも企業との連携で進めており、三川町さんにとって令和5年度はサーキュラーシティー元年と言っても良いのではないでしょうか。
私たちも三川町さん同様に、お客様のと地域の利益、そして地域環境への貢献をテーマに令和6年度は活動して行こう、そんな事を考えております。