私の父方の祖父は秀雄といいまして、わたくし秀樹の命名者です。父は清人で父の兄は秀之です。父は次男坊でしたが家を継いでおります。当社環境管理センターの初代社長というのは進藤正俊さんという方で、(20年近く前に亡くなっております。)この進藤さんと秀雄さんは交流があり、その繋がりで父が進藤さんの会社に入社したのが、環境管理センターの始まりでした。
秀雄さんというのは色々と顔の利く人だったようでで、営業先のお客様が私の名前をみて、もしかして秀雄さんのご子息(孫ですが)ではないですか?なんて未だに言われることがあります(秀雄氏も亡くなって20年になります。)。
お話を伺うと、色々と教えてもらったものだなんて言って頂いて、なんだか嬉しくなります。父は清人なので名前の印象がだいぶ違うからか、そのように声をかけてもらうことはあまりありません。
随分前に自分のルーツを探ろうと家系図を作ったのですが、秀雄が大正9年生まれでその父が秀三郎で明治14年その父が喜三郎で安政3年と記録が残っていました。安政3年というと1856年、今から168年前、江戸時代に生まれた人物です。江戸時代ってそんなに遠くじゃないな〜なんて思うのですが、家系図は戸籍のある市役所で相談すると有料ですが対応してくれます。
私はこの地域で生まれてこの地域で生きてこの地域で死のうと決めています。家系図を見ると、先人達は名前を通じて自分達が積み上げたモノを次の世代に繋げようとしていたのではないかと思わずにはいられません。
そんな恩恵を預かりながら、僕は自分や会社を通じてこの地域を盛り上げて行くぞと、決めています。