これから大雪という予報なのですが、そんな感じのあまりしないこちら庄内です。昨年も暖冬でしたがせっかく購入した除雪車がずっと遊んでいまして、少々もったいない感じもするのですが、平年よりかなり多い地域もあるのでありがたいことなのかもしれません。
それで、1月2月というのはゴミが少ない傾向というのは毎年のことで、この時期に次年度の仕込みを抜かりなく行うのが毎年の習わしです。そこで考えるのは次の世代にこの会社をどう引き継いで行くのかという事。私も社長業9年目となりまして、60歳まで12年。その頃息子は28歳ですからそこから経営者として育て上げる時間が10年、それで私は70歳。伴走期間がやはり10年で私は80歳、息子は48歳となり現在の私の年齢になるという具合です。
そう考えるとこれから32年間働いて行くのですが、なかなか大掛かりなプロジェクトになりそうです。32年後というと2057年、日本の人口は8,400万人と予想され鶴岡市の人口は74,000人。雇用はできるのか?そもそも仕事はあるのか?行政サービスは維持できているのか?など全く予想はつきません。
昨年 12 月 23 日、本田技研工業と日産自動車が経営統合する記者会見がありました。会見中、日産自動車の内田誠社長は「私たちを取り巻く事業環境は大きく、そして想定を上回るスピードで変化し続けています。どのような大企業であってもこれまでの常識にとらわれて判断が遅れたり変化を恐れたりしていては決して未来を切り開くことは できません」と述べ、統合を決断したといいます。
色々分からないことだらけのこの世の中で未来を切り開くためには「今、何ができるのか」を考え行動する事でしょう。ということで、そんな事をつらつら考えております。