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530/1000 グルカサンダルをやめて、なぜかカントリーブーツを選んだ話 

2025/05/04
530/1000 グルカサンダルをやめて、なぜかカントリーブーツを選んだ話 

今年の春、買おうと決めていたのは、グルカサンダルだった。

軽やかで、品があって、都会的。

夏に向けて“正解”のアイテムだったはず。


でも今日、僕が手にしたのは、その正反対——

重たくて、無骨で、どこか泥くさいカントリーブーツだった。


なぜだろう。

最近の自分は、無難なきれいめ路線ばかりを選んできた。

「似合う」と言われるものを選び、「間違いのない」服装を続けてきた。

それも悪くない。

でも、どこかで息苦しさも感じていたのかもしれない。


誰かが言っていた。「ファッションの主導権は靴にある」と。

たしかに、靴が変わると、服の選び方も、歩き方も、目線の高ささえ変わる。

だから今日のブーツは、単なる買い物じゃなくて、

自分のバランスをちょっとだけ“ずらして”みたかったのかもしれない。


思えばここ最近、モノの選び方そのものが変わってきた。

以前は、実用性、リセールバリュー、耐久性——

“損をしないこと”が判断基準だった。


でも50を目前にして、ふと思った。

「あとどれだけ、自分の足で歩けるんだろう」と。


それからは、“育てる楽しみ”とか、“相棒”とか、

そんな目線でモノを見るようになった。

すぐに馴染まなくても、手がかかっても、

その分、味や関係が深まっていくようなものたち。


最新のスマートなガジェットよりも、

少し癖があって、でもどこか愛おしいヴィンテージカーのような存在。

これから手にするモノは、そんな“相棒目線”で選んでいきたい。


今日、カントリーブーツを選んだのは、

新しい靴を買ったというより、

これからの自分とどう歩いていくかを考えた、ひとつの決意だったのかもしれない。
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