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ガンダムは、子どもの頃から観てきた。
夢中になったし、セリフもメカも今でもすらすら出てくる。
でも、今回の『GUNDAM Guux』は、ちょっと桁が違った。
まず、音楽と映像。
とにかく圧倒的。
アニメってここまで来たのか、という感覚。
それだけで正座して観たくなる。
そしてストーリー。
「もしアムロがガンダムに乗らなかったら?」
というIFの世界がベースになっていて、
僕らが知ってる“ファースト”とは、微妙に何かが違ってる。
そう、アムロもハヤトもカイもセイラも、きっとどこかにはいる。
でも、あの“偶然”がなければ、彼らは戦士にはなっていない。
代わりに、ある少女が“うっかり”ガンダムに乗ってしまう。
そのあたりが、やっぱりガンダムだなとニヤッとした。
そして、シャアはちゃんといる。
だけどアムロはいない。
この喪失感は、アムロとシャアの物語を知っている世代にしかわからないかもしれない。
なかでも驚いたのは、シャリア・ブル。
正直、そこまで印象に残ってなかったキャラクターなのに、
今回はドスンと存在感を放って登場する。
「え、彼が!?」と思った人、多いんじゃないだろうか。
“ファースト”を知る世代として、
懐かしさやオマージュにくすぐられるだけでなく、
まったく新しい刺激もちゃんと詰まってる。
そしてふと思ったのは、
「もしも自分が、あの時あの選択をしていなかったら?」というもうひとつの現実。
そのうちAIが、自分の“もしも”を物語にして見せてくれる時代が来るのだろう。
そんな時、きっと僕らは、知らなかった自分自身に出会うことになるのかもしれない。