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昨日の食卓で、娘が突然「ゲームしよう!」と言い出した。
家族4人それぞれに“口癖”をこっそり設定し、本人には見えないようにおでこに貼る。
その口癖を自分で言ったら負け、という実にシンプルで、実に恐ろしいルール。
私に割り当てられたNGワードは、まさかの「そいで?(それで?)」。
まったく自覚がなかった。
いや、家族からすれば“鉄板の私の口癖”だったらしいのだが、本人にとっては青天の霹靂である。
そしてゲーム開始。
わずか10秒。
「そいで?」
……自然体すぎるほど自然体に口から出てしまい、即アウト。
家族は大笑い。私は苦笑い。
でも、この瞬間ふと気づいた。
自分のクセって、本当に自分では見えないものなんだな、と。
思えば、妻からは普段から「その言い方、誤解されるよ」とか、「その口調はあまり良くないよ」と、丁寧に指摘されている。
自分では普通のつもりでも、聞く側にとっては全然違って聞こえていることがある。
今回の“そいで?事件”も、要はその延長線上なのかもしれない。
そんなふうに、自分が気づけない細かなクセや振る舞いを、率直に伝えてくれる人がいるというのは、本当にありがたいことだ。
ましてや、それを遠慮せずに伝えてくれるのが家族だというのは、もっとありがたい。
家族って、一番近くにある“鏡”みたいな存在なのだと、あらためて感じた夜だった。