835/1000 200年という物差し
2026/03/05
ビジネスというものを、もし200年という時間で考えたらどうなるだろう。
そう思うと、少し面白くなる。
今、私たちが必死に取り組んでいる仕事のほとんどは、きっと200年後には存在していない。会社も、商品も、仕組みも、社会の形すらも、きっと大きく変わっているはずだ。
200年前の人たちが必死にやっていた仕事を、今の私たちはほとんど知らない。それと同じことが、これから先にも起きるのだろう。
そう考えると、なんだか肩の力が抜ける気もする。
しかし不思議なことに、日々の仕事はそう簡単にはいかない。
目の前には、今日決めなければならないことがある。
人のこと、会社のこと、未来のこと。
一つひとつ、とことん悩む。
たぶん、その繰り返しが仕事なのだろう。
200年後には残らないかもしれない。
それでも、今日という一日は確かにある。
その一日の中で、悩み、考え、決める。
その積み重ねが、会社という形になり、仕事という形になり、誰かの暮らしにつながっていく。
200年という時間の中では、ほんの一瞬の出来事なのかもしれない。
それでも、その一瞬を真剣に生きる。
ビジネスというのは、案外そんな営みなのかもしれない。

