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東北南部が梅雨入りしたそうだ。昨年より8日遅いとのこと。
この時期になると、毎年少し緊張する。
当社の工場には、大雨のたびに冠水の恐れがあるからだ。近年では毎年のように工場内へ大量の雨水が押し寄せる。
幸い当社には吸引車があるため、浸水後の復旧は比較的早い。しかし本当に心配なのは、高圧受電設備をはじめとする電気系統への影響だ。一度被害を受ければ、事業への影響も小さくない。
もちろん何もしてこなかったわけではない。
設備の嵩上げや排水対策など、その都度できることは行ってきた。しかし自然相手のことだけに、自社だけの努力では限界もある。
そこでこれまで、鶴岡市に対して要望という形で現状を伝えてきた。
そして今年、市から回答をいただいた。
昨年実施した工事により、これまでより排水能力の高い水路へ接続したとのことだった。
我々の声が直接届いた結果なのかは定かではない。しかし、長年の課題に対して改善が図られたことは素直にありがたいと思う。
世の中には、自分たちだけでは解決できない問題がある。
だからといって諦めるのではなく、現場で起きていることを丁寧に伝え続ける。そうした積み重ねが、いつか改善につながることもあるのだろう。
言わなくても分かってくれるだろう。
そう思ってしまうこともある。しかし、伝えなければ相手は気づくことすらできない。
もちろん、今回の対策がどれほどの効果を発揮するのかは、実際に大雨が降ってみなければ分からない。
できれば、その効果を確認する機会がないのが一番だ。
それでも、現場の課題に耳を傾け、改善に取り組んでいただいたことには感謝したい。
今年の梅雨は、例年より少しだけ穏やかな気持ちで迎えられそうである。
928/1000 区切りをつけるということ
物の整理は心の整理と言われる。最近、「ゼイガルニク効果」という心理学の言葉を知った。人は完了したことよりも、未