働き方改革の御旗の基、ブラックとかホワイトとか職場を取り巻く環境が変化しております。どんな企業がブラックでホワイトなのか、作家の村上龍さんがコラムに面白いことを書いていました。氏曰く「観葉植物が置いてある職場はホワイトである」なのだそうです。この言葉になんか分かるなーと共感してしまいました。もっと言えば植物もただ置いてあるだけではダメなんですね。ちゃんと管理された鑑賞に耐えうる観葉植物でなければいけない。
当社でも観葉植物を飾っているのですが、この冬の時期は大変です。寒さもそうですし、エアコンの熱風が吹き付ける場所があったりと植物には過酷な環境になってしまうからです。そして本日、数鉢ある中の2鉢が自宅療養に入る事になりました。枯れた訳では無いのですが元気が無くこのままではこの冬を越せないだろうと判断したからです。
癒しを与えてくれる植物ですがやはり生き物ですから手間の掛かる存在でもあります。そして植物を観せるためにその他の環境も整える必要もある。それ故観葉植物を飾る職場はよい職場ではないかと龍氏が仰るのも納得です。
これは職場に限ったことでは無いですよね。お片付けの現場では、玄関の下駄箱の上に枯れた鉢植えがいくつも置いてあったり足元を見れば床が見えない程靴が脱ぎ捨てられていたりするお家に遭遇します。そんな時は「まずここから片付けよう!」と声を掛けます。その一歩からどんどん環境が変わって行くんですね。そして植物を飾りたくなる職場・家庭に変化して行くんです。そんな職場・家庭づくりのお手伝いが我々の役目、力になります!。