気づいたらすぐやる・行動に移す。それができれば苦労はないですよね。「面倒くさがりだから」、「夏休みの宿題も最終日に家族総出でやっていたから」、なんて性格的な理由で単なる苦手なのだと片付けしまいがちですし、先延ばししてざんざん放っておいたのに、やり始めたら辞められなくなるなんて事もあります。
気がついたらすぐ行動に移す事を実践できれば、人生がどんどんと好転して行くことは明白ですよね。今回はそんな速攻の私を手に入れる為のコツをシリーズでお伝えします。
まずは「すぐやれないのはなぜか」について。これは脳の機能というか性質だと思うのですが、脳というのは先の事を予測して準備をするという臓器なのだそうです。だから予測不能な状況というのは大きな負荷であり、エネルギーをたくさん必要としてしまいます。
ですから脳はできるだけ予測可能な状況を好むのです。しかし人間は「なるべく早くやろう」とか「後からちゃんとやろう」などという曖昧な言い訳言葉を使って脳を混乱させます。
脳にとっては「なるべく」とはいつなのか、「ちゃんと」とはどういったゴールなのか、予測不能であるため大きなストレスとなってしまいます。つまり人間は、先のばしの言い訳言葉を使うことで、脳の負担を一層増加させ、より動けない私を自ら作りあげてしまっていたのです。
続く