令和2年に入り現在まで続く新型コロナによる影響というものが続いています。その年の2月に、日本にも感染拡大の波が押し寄せました。この時期は本当にどうなるのか、どの様に対応すれば良いのかと不安でしたね。さまざまなイベントが取り止めとなり当社の新社屋完成式典も直前に中止という決断をしました。それからマスク不足に消毒用アルコール不足。マスクは化繊の洗えるタイプを購入して社員に支給したりしましたが、あの時使い捨てマスクの価格は50枚入りで4,000円ぐらいまで上昇した様に記憶しています。
それから、濃厚接触者という耳馴染みの無い言葉が出てきたり、村八分問題や企業内で感染者が出た場合の関係者への連絡など、とんでもない社会へと変化て行きました。
当社では廃棄物を扱うため、エッセンシャルワーカーの一つとしてゴミ袋に感謝のメッセージを頂くことがありましたが、最前線で働く社員にとっては不安な日々であったと思います。会社としても毎日の検温・時差出勤・休憩室の分割・パーテーションの設置などなど様々な対応を迫られ、社員の家族がコロナ感染などした時にはPCR検査キットを全社員分なんとか手に入れて検査をするなどしました。その後のワクチン接種、副反応による欠勤。抗原検査キットの確保と常備などなど。本当にこの3年間頑張って経営をして来たなーとなんだか涙がでます。
そして3月13日より「マスクの着用は個人の意見を尊重する」という政府方針がスタートします。社内でも議論し方針を立てました。しかしやっと出口が見えて来ました。
当社以上に介護・外食・イベント・観光業に方々は本当にご苦労された事と思います。さあそれでアフターコロナ・ポストコロナをどう生きるのか。ここからが私たちの挑戦の日々・成長の日々なのだろう。私はそう考えております。