「これからはお宅らの時代だね〜」と言われ続けて20年。SDGsとかゼロカーボン、サーキュラーエコノミー、scope 123、RE100と我らの環境業界、現在も様々なトピックが飛び交い、私が携わってきたこの20年においても大きく変化もしてきたと思います。しかし、環境に良いことをするとコストはかかるんですよね〜。それで20年経っても「環境に良くても、ごみにお金をかけるのが惜しい」と仰るユーザー様がやはり大多数なことには変わりはありません。
そのトレードオフをどう乗るこえて行くのか、それが私達の仕事でもあるのです。そんなヒント探し、毎年東京ビックサイトにて開催されておりますアジア最大級の環境展【NEW環境展】に今年も参加して参りました。3日間で8万人を超える来場がある中で、山形の同業者や知った顔に結構会うんです、そこでの情報交換なんかも貴重だったりします。
数百という出展企業・各種団体がある中でお目当てのブースに辿り着くのがまず大変なのですが、今年はいくつかヒントとなる出展者とつながることが出来ました。中でも国立研究開発法人海洋研究開発機構が開発した「海ごみAI」という海岸漂着ごみの実態調査をAIによって検出するシステムは汚染度を数値化できるというこれまでに無い技術でした。海岸にあるゴミの量・性質を数値化しその変化を観測することで、今後の清掃活動や対策の方向性も変わる可能性があると感じています。ここで得た情報を山形に帰って色んな形で化学反応させて行こうと考えています。そして今日は飛島のクリーン作戦、海ごみと遊んで来ま〜す。