会社からの連絡というのは、実はいい知らせというのは少なくて、トラブルやクレームというものが多いです。これは至らぬ点が多いという事で大いに反省する必要があるのですが、それでも、お褒めの言葉というのを頂くこともあります。
昨日久々にゴミ回収や厨房の雑排水清掃をさせていただいておりますお客様の食堂にお昼を食べに行きました。本当に久々で3年は行っていなかったと思います。70代もしかしたら80代のご夫婦で切り盛りされている昔ながらの食堂で、馴染みのお客さんばかり。「しばらくでした〜」なんて入って行くと、「おーあんちゃ〜(庄内弁でお兄ちゃん)来たか〜」とニコニコお迎えしてくれました。
20代の頃から通っていてその頃からずっと「あんちゃ〜」なのですが、50代に手が届く年齢になった今でも「あんちゃ〜」が出て来たのでちょっと苦笑いでしたね。
それで、味噌ラーメンを注文したのですが、出てくるのも早くて年齢を感じさせないパワフルさ。「あんちゃ、小鉢付けとくわ」と甘めの味付けが美味しいマカロニサラダをポンと置いてくれました。
色々世間話をして、すると「おたくのゴミ集めの人は、どの人もニコニコして感じ良くていいの〜」なんて嬉しい事を言ってくださいました。ゴミ収集の仕事って、汚れるし臭いもあるしやはり通行人にも嫌な顔をされる。積み込みをしていると通行車両の妨げになる事もあって嫌な顔をされる。
きっとおかみさんはニコニコうちの会社のスタッフを迎え入れてくれるから、自然とスタッフにも笑顔が灯る。ありがたいのはおかみさんの笑顔なんだよな〜なんて感じながらお昼をいただいてました。
表情で人をコントロールするなんてそんなつまらない人間にはなりたくなくて、なりたいのはキラキラした笑顔をいつも纏える人。そんな事を客商売歴50年以上のおかみさんから教わりました。