毎年2回、全ての社員と個人面談を行っております。たった2回なのですが、正直骨の折れるイベントでもあります。やり方としては、簡単な評価シートに沿って自己評価含め3名から評価を行ってもらいます。そこにはフリー記入欄があり、提案などもできるようになっています。
同じ評価を3者で行うと、そのスタッフが立体的に見えてきて面白く、2年前から始めた自己評価もスタッフを理解する上ではとても良い取り組みだったと思います。
しかし、なぜ骨が折れると感じているのかと言えば、一番にはスタッフの挙げてくる提案内容が社長という立場からすると短絡的でめちゃくちゃな提案だな〜なんて感じてしまうことが多いからだったんです。視点が違うからしょうがないと、これまでは挙げてくる提案に冷ややかだったと思います。
しかし先日、(私の尊敬する先輩経営者なのですが)畑違いの事業経営に参画することになり、これまで氏が培ったノウハウを投入して提案するも全て上層部から却下される状況に、やる気を削がれているというお話を伺いました。
私も社長業9年目、いつの間にかスタッフをどうやって思い通りに動かそうか、そんな風に考えるようになっていたのかもしれない。スタッフ側の立場になって真剣に考えていたのか?と、先輩の話を聞いてなんだか自分が恐おしく思えました。
来週一週間かけて面談は実施されます。スタッフがやる気を持って取り組める。そして会社の理念に沿った提案はしっかりと受け止めてたい。先輩の話を伺い、フラットな気持ちで今回はスタッフと向き合えそうです。