梅雨真っ盛りですね。大きな災害などなければ、この時期のこのウエットな感じ実はとっても好きです。梅雨も終盤を迎えると本当にすごい量の雨が降りますが、夏の前の地球の大掃除って感じで、気持ちがいいんです。
それはそうと昨日娘から「お父さんダルイ」って言われました。ウザイとか色々なマイナス言葉はありますが、ダルイはかなり凹みます。理由は私が熱すぎるからのようです。
息子と娘とでは取り扱いがかなり違うっていうことをついつい忘れてまして、こっちは良かれと思ってしていることも、娘からはダルがられているようです。振り返ってみれば自分も随分と親からの恩をマイナスな言葉でお返ししてしまっていたな〜なんて今頃になって反省しています。子供には子供の言い分があるんですよね。
作家の高橋源一郎さんが、人生には叔父さんの存在が重要だ的なことをおっしゃっておりました。親みたいなガチガチの関係でもなく、友達みたいなフラットな関係でもなくて、それで人生の先輩で世界をちょっと知っている素敵な大人。そんな人が必要だよという意味なんでしょうか。
まあ、男の子だったらそんな叔父の存在はありがたいと思います。では女の子にとってはどうなんでしょうか。叔母なんでしょうか。いずれにしてもちょっとお姉さんな近すぎず遠すぎない憧れの存在みたいな人はいるといいのかもしれないですね。
源一郎さんは超核家族というか家族の在り方も変わってきて、そんな存在が身内に不在という状況にあるから、他人とのそんな関係を作って行くのもいいねって言ってました。
憧れの存在っていうのはいくつになっても必要なんだろうって思います。子供たちにも持って欲しいな〜なんて思っているのですが、じゃあ今の自分にいるの?または自分がそんな存在になれてる?って考えると、いないし・なっていないのかもな〜なんて感じました。
難しいこと考えてるとダルイので、雨で心も掃除して今週も一歩一歩行こうと思います。