NHKのラジオ番組、高橋源一郎の飛ぶ教室という放送を聴き逃しで聴くのが私の楽しみです。というのも、源一郎さんの視点で様々な作品を紹介してくれ、新しい発見とかそういう見方もあるんだ〜ということが毎回必ずある番組だからです。
それで今回はNetflixで映像化され超話題作となった「地面師たち」の原作者、新庄耕さんがご出演されておりました。新庄さんは2012年に狭小邸宅で第36回すばる文学賞を受賞しているのですが、その時の選考委員が源一郎さんという事で、そんなご縁も今回のご出演には関係しているようでした。
この狭小邸宅というのも実は不動産がらみの小説になっていて、今回の地面師たちにも通ずるものがあったようですが、こちらも読んでみたいな〜と感じています。今回映像化された地面師たちの脚本と原作とでは展開に違いがあり、(リリーさんは死なないとか・女性刑事は出てこないとか)それでさらには驚いたのは、地面師たちにはその続編が既にあり、Netflixの公開と同時に出版されていたということなのです!タイトルは「地面師たち ファイナル・ベッツ」。
そこには、一作目の最重要人物サイコパス詐欺師のハリソン山中がですね〜出てくるんですね〜。これは読まずにはいられない。ハリソン山中ファンの息子とこの情報はすぐにシェアしました。