リーダーの資質っていうのは何なんだろうと子供の頃から考えてきた様に思います。どういう人間がリーダーに相応しいのか。まあ一般的なリーダー像というと、ガキ大将的なイメージでしょうか。いわゆる「俺についてこい!」というようなタイプだと思うのですが、それからすると私はそういうタイプではない。だからリーダーには向いてないんじゃないか。そんな風に思ってきたのです。
しかし時代も変わり、今求められるリーダー像というのは随分変わって来ているようにも思います。これまでのリーダーは例えば先代社長である父のやり方などは「いかに黙らせるか」という迫力・圧力みたいなものを感じましたが、これは多分今の時代には合わないでしょう。
今は黙らせるより、話させるの方が良いのだろうし、引っ張るより伴走なのだとも思います。しかし一番大切なのは、そのリーダーを信じられるかどうかってことなんだと思います。
信頼があれば全てのリーダーシップは有効で、信頼がなければどんなに素晴らしいリーダーシップも無効となる。そんなことを強く感じます。だからリーダーの資質において一番大切なことは「感謝する力」なんだと思います。心からのありがとうが言えるリーダー、そんなリーダーに皆が惚れついて行く、それだったらなれるって思ってます。