本日は、山形県産業資源循環協会庄内支部の研修会があり庄内総合支庁廃棄物専門員より「解体等工事における石綿の飛散防止について」「災害廃棄物の処理について」という二つのテーマでご講演いただきました。廃棄物処理法というのはなかなか複雑な法律になっておりまして、これを正確に理解することはこれを専門としている我々でも簡単ではありません。今回の講演は廃棄物処理業者だけでなく広く建設業者や宅建業者などからもご参加いただき80名ほどのご参加をいただきました。
昨年は酒田市・遊佐町・庄内町・鶴岡市では特に藤島地区にて激甚災害にも指定された豪雨災害があり、この災害廃棄物の処理に関しての解説は、法の解釈や行政区での対応の違いなど、知らなかったことも多く大変有意義な内容でした。
災害廃棄物に関しては多くの事業者にとっても関心が高く、質問も多く寄せられていたのですが東北では東日本大震災以降地震への備へはあるものの豪雨災害に関してはまだまだ整備が遅れているということも課題としてあるようでした。
最近7月の下旬は豪雨災害が頻繁に発生しているだけに、やはりしっかりとした備えが必要だと感じています。