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最近、あらためて思うことがあります。
やはり、女性の視点や意見というのは、組織にとってなくてはならない。
これまでさまざまな会や団体、プロジェクトに関わってきましたが、
衰退していく組織には、決まって女性が少ないか、まったくいない。
逆に盛り上がっているところは、例外なく女性がちゃんと関わっている。
しかも一人や二人ではなく、半数ほどが女性という場面も多かったように思います。
実際、私が所属しているある会も、
女性の参加が多かった時期は、会の空気が明るく、行事も盛況で、自然と人が集まってきた。
けれど、女性の参加が減っていくと、どこか空気が重く、
話が内向きになり、発信も減り、停滞感が漂うようになった。
やはり女性は「盛り上がっているか、沈み始めているか」という
組織の“温度”に敏感なのかもしれません。
空気が淀んできたな、もうここでは力を発揮できないな、と感じたら、
潔く距離を取る。次に行く。
その切り替えの速さが、組織の新陳代謝を促しているようにも見えます。
一方、男性はどうかというと──
プライドや義理がブレーキになって、なかなか抜けづらい。
「俺が抜けたら困るだろう」とか、「最後まで責任を果たさなきゃ」と思って、
ときに身動きが取れなくなることもあります。
だから私はやっぱり思うのです。
組織には、女性が必要だ。
柔らかさも、現実感も、変化に対する感度も。
女性が関わることで、組織がしなやかに、呼吸をするようになる。
…でも、女性だけでもやはりいけない。
どちらかに偏れば、バランスを欠きます。
女性ばかりの場であっても、どこかで息苦しさが出る瞬間はあります。
やはり必要なのは、多様な視点が、同じ場にあること。
そういう意味で、
「女性がいるかどうか」というのは、組織に“多様性”があるかを測る一つのバロメーターなのかもしれません。
男性と女性、それぞれの視点や価値観が、うまく補い合える場所。
私は、そういう場所にいたいと思っています。