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日々、いろんなお客様の職場やお宅に伺って、さまざまな“モノたち”と出会っています。
その一つひとつには、きっと誰かが「いいな」と思って家の中に招いた、そんな背景があるのだと思います。
今日は、とある家財整理の現場でレスキューしたマトリョーシカの話を。
それは、ずいぶん前におばあちゃんが親善旅行で朝鮮半島を訪れた帰り道に、ロシア極東の寒い街――
おそらくウラジオストクあたりでしょうか、氷のホテルで有名な場所で買ってきたものだそうです。
まるまるとした体に、鮮やかな色。大きいものから順に開いていくと、中から次々と現れる小さなマトリョーシカたち。
その表情はどこかのんびりしていて、少しとぼけていて、でもなんだかあたたかい。
「家族ってこんな感じかもな」なんて思いながら、静かに並べてみました。
このマトリョーシカたちも、たしかに誰かの思い出の中に生きていたモノ。
けれど今はもう、持ち主の手を離れ、私たちの手に渡ってきた。
そのうち、町家カフェ「古今」の店先で見かけたら、
どうぞ声をかけてやってください。
もちろん、招き猫やこけしたちにも。
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