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今日のブログは、8月のお盆以来となるお墓参りをしたお話です。
世間一般でいえば、2か月ぶりというのは特別“久しぶり”というほどではないのかもしれません。
ただ、私自身は「月に1度はお墓参りをする」という目標を立てていたので、今年は少し足が遠のいていた感覚があります。
その理由は「熊」。
私のお墓は森の中にあり、近ごろはこの辺りでも熊の出没が相次いでいます。
お盆や彼岸の時期を過ぎると墓地はひっそりと静まり返りますから、一人で行くのはちょっとした勇気がいるのです。
これまでは、朝の出社前に立ち寄るのが習慣でした。
でも熊の出現率が高いのは朝夕。そこで今日は日中にお参りしてきました。
お墓の前に立つと、そこには9月の彼岸のときに両親が備えた花が、一輪だけ咲き残っていました。
そして足元に目をやると、見慣れない黄色い小さな花。
茎をたどっていくと、それはお墓の下の地面からすっと伸びていて、調べてみるとシマカンギク(野菊)でした。
花言葉を調べると、「あなたを忘れない」。
ここに眠る祖父母からの「忘れてくれるなよ〜」というメッセージなのか、はたまた「お前のことをいつも応援しているよ〜」というエールなのか、その花の意味するところは分かりません。
けれど、その黄色い花を見ていると、なんとも言えない勇気をいただけるのでした。
「なんか俺、来ている気がする!」――そんな根拠のない自信がふっと湧いてくるのです。
てなことで、お墓で「出たー」と言えば幽霊ではなく熊という時節柄となりましたが、
元気にお墓参りを続けていこうと思うのでした。