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この時期になると、ママ友たちの間でよく耳にする言葉がある。
「サンソウカイ」。
初めて聞いたときは、酸素?吸う?会?と、私の頭の中には「?」が飛び交っていたものだ。
正しくは「三送会」。部活動の引退した三年生を送る会のことだ。
思い返せば、部活動父母の会の会長など引き受けていた頃は、この三送会が近づくと会場の手配から企画構成、当日の段取りまで、目が回った。
昨年までは、送る側、ところが今年は違う。
うちの娘が三年生。つまり「送られる側」の父母。
もう、どっしりと構えていれば良い。
行事が近づいても連絡はなく、ただ「参加してくださいね」と言われるだけ。
あぁ、なんと穏やか。
これぞ三年生の特権。と思っていた、ほんの数日前までは。
突然、妻から「三送会で、娘に手紙を書くって聞いてる?」
……え?聞いてないけど。どうやら私以外の父母には伝わっていたことらしい。
寝耳に水とはこのこと。
実はこの企画、昨年の三送会で、私が「送る側」の父母代表として提案したものだった。
「子どもたちへ、未来へ向けたメッセージを渡すのも素敵では?」
そんな想いでお願いしたのだが、蓋を開けてみれば賛否両論。
「いや、普通は娘が親に感謝を伝えるでしょ?」という声もあり、ちょっとした波風も立った。
あのときの空気、忘れはしない。
だから私は、今年、自分が「書く側」になることはないだろうと思っていた。
子供からメッセージはたくさん頂く機会がある。けれど、子供に面と向かって想いを伝える機会はどれほどあるだろうか。
さて、何を書こうか。