鶴岡市の粗大ごみ・不用品回収はお任せください|家財整理・引越しごみ・事業系ごみにも対応
鶴岡市を中心に、粗大ごみ収集、不用品回収、家財整理、家庭内ごみ収集、引越しごみの片付け、一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬まで幅広く対応しています。
総合案内0235-24-1048
ゴミ受付0235-25-0801

窓口8:30〜11:45/13:00〜16:30
電話対応8:00〜12:00/13:00〜17:00
定休日日・祝・土曜不定休・年末年始
  1. 環境管理センターブログ
 

環境管理センターブログ

2026/01/23
797/1000 ふりかけと白米  

面白い記事を読んだ。

近年、ご飯にかける「ふりかけ」の消費量は増えているのに、肝心の「米」の消費量は減っているという。物価上昇や節約志向を背景に、ふりかけ市場は拡大し、販売額は過去最高。一方で、白米そのものを苦手とする子どもも増えているらしい。

ふと、妙な感じがした。

本体に対する苦手から、ふりかけが求められているのか。

それとも、もはや「デフォルトがふりかけ」なのか。

本来は、白米があって、ふりかけがある。

ふりかけは、味を足すものというより、引き立てるものだったはずだ。

けれど使い方次第では、白米の味を感じなくさせてしまう。

それにしても、「本体」が軽んじられていく感じは、どこか他人事ではなかった。

自分自身も、ときどきそんなふうに感じることがある。

役割、肩書き、情報、評価、常識。

日々の暮らしの中で、私たちは無数の“ふりかけ”を浴びている。

気づけば、それがないと味気なく感じる。

けれど本当は、自分の中にも、ちゃんと味はあるはずなのに。

白米が、うまい。

そう感じる瞬間は、たしかにある。

噛むほどに甘みが出て、湯気の匂いと一緒に、身体に沁みてくる。

あの感覚を、私は確かに知っている。

それなのに、日常に戻ると、その感覚をすぐ忘れてしまう。

味がなくなったのではなく、味わわなくなっている。

現代人は、私も含めて、そこが一番鈍っているのかもしれない。

だからこそ、そこに気が付くこと。

目を向けること。

翻って、着飾るよりも、自分磨き。

足す前に、噛む。

盛る前に、味わう。

今日の白米を、ちゃんと噛んでみようと思う。

2026/01/21
795/1000 二度寝をやめて、マインドセットから解放されたい   

人は、決めつけて楽になりたい生き物だと思う。

世の中はこういうものだ、自分はこういう人間だ、今日はこういう一日だ。そうやって世界にラベルを貼ると、考えなくて済むし、少し安心もする。

けれど、その決めつけが、あとから自分を苦しめることがある。

世界が狭くなったり、身動きが取れなくなったり、同じところで何度もつまずいたりする。

守るために作った見方に、縛られているような感覚。

それが、最近よく考えている「マインドセット」というものなのかもしれない。

おっかない言葉だと思う。

前向きとか、成長とか、軽やかに語られるけれど、本当はもっと深いところで、ものの見え方そのものを決めてしまう装置だ。

しかも本人は、それを「考え方」だとは思っていない。「現実」だと思っている。

じゃあ、それに気づく瞬間って、どんな時なんだろう。

考えて答えが出るものでもなさそうだ。

むしろ、身体が先に動いたとき。

管理が外れたとき。


そんなことをぼんやり思いながら、今日から一つだけ実験をしてみることにした。

早起き、ではなくて、正確には「二度寝をやめる」。

目覚ましが鳴ったら、考えずに起きる。

パッと起きて、布団から出る。

二度寝って、ほんの数分だけど、あの中には「まだ現実に入らなくていい」という小さな逃げ場がある。

昨日の続きに戻る場所。

もう分かっている世界に引き返す場所。

そこを使わずに、一気に起きる。

それはたぶん、健康法というより、態度の問題で。

今日がどんな一日か決める前に、世界の側に立ってみる、ということ。

起きた直後の部屋の温度。

外の暗さ。

音の少なさ。


マインドセットを「変える」なんて大それたことはできないけれど、

マインドセットが動き出す前の時間に、そっと立ってみることはできるかもしれない。

二度寝をやめる。

それだけのことで、世界の入り口の質感が、少し変わる気がしている。


2026/01/19
793/1000 夢が手触りを持った日   

令和七年一月一日。

私は七つの目標を立てた。

手帳の最初のページに書いたそれらは、正直に言えば、かなりぼんやりしていた。

「こうなったらいいな」という願いと、「たぶん簡単ではない」という予感が、同じ行に並んでいた。

あれから一年。

いや、正確には一年と少し。

その中のひとつが、今日、ようやく“工事”という形になって動き出した。

目標というのは不思議なもので、立てた瞬間には何も起きない。

けれど、頭のどこかに居座り続ける。

新聞記事が急に目に入るようになり、人の話が引っかかるようになり、「たまたま」の顔をした情報が集まり始める。

動き始めてからは早かった。

埼玉へ走り、名古屋へ走り、

会って、聞いて、断られて、また聞いて。

期待して落ち込んで、

「やっぱり無理かもしれない」と何度か思った。

正直、一度は諦めかけたプロジェクトでもある。

現実はいつも、理想より重たい。

数字も、制度も、距離も、簡単には越えさせてくれない。

それでも、不思議と完全には手放せなかった。

そのたびに誰かが言葉をくれた。

具体的な助言だったり、

「面白いですね」という一言だったり、

黙って話を聞いてくれる時間だったり。

自分ひとりだったら、たぶん終わっていたと思う。

多くの人の励ましとサポートに押されるようにして、

気づけばプロジェクトは、現実の輪郭を持ちはじめていた。

そして今日、工事が始まった。

まだ完成ではない。

むしろ、ここからが本番なのだと思う。

しかもこれはゴールではない。

新しい夢を実現するための、ひとつの足掛かりにすぎない。

構想は現場になり、

現場は、次の構想を呼びはじめている。

達成率で言えば、99%くらいだろうか。

残りの1%は、たぶん怖さだ。

本当に形になる瞬間を迎えるときの、あの独特の緊張。

でも今は、それも含めて、ちゃんと味わいたいと思っている。

ぼんやりした目標でもいい。

立てて、忘れずに、動き続けていれば、

人に出会い、場所に出会い、現実が追いついてくる瞬間がある。

今日は、その途中経過の記録として。

2026/01/17
891/1000 見えない壁をぶち壊す   

当社ではここ数年かけて、事務所の書類をすべて見直してきた。

棚にあるもの、倉庫にあるもの、個人の机の中にあるもの。

部署ごと、担当ごとに分かれていた書類を一度すべて集め、出して、確かめ、分類し直す。

いわば、事務所の「総点検」だ。

全部を取り出して、確かめる作業。

正直に言えば、気が遠くなる。

ファイルを開けては閉じ、束をほどいては分け、また戻して、また迷う。その繰り返しだ。

整理そのものは、根気さえあれば完成する。

やることは単純だ。出して、分けて、決めて、戻す。

時間はかかっても、手を動かし続ければ、必ず終わりは来る。

それでも、ここまで来るのに6年かかった。

やっと、ゴールが見えてきた。

長かったのは、作業ではない。

書類は、ただ黙ってそこにある。

責めもしないし、主張もしない。

立ちはだかるのは、いつも人だ。

私たちは、つい書類を「自分のもの」にしたがる。


辞めた人のデータ・書類、取り残されていた書類。

自分の引き出し、自分のフォルダ、自分しか分からない場所。

それは責任感でもあり、愛着でもあり、ときに不安の裏返しでもある。

しかし、仕事の書類は、本来、誰かの所有物ではない。

みんなで使う情報資源だ。


このプロジェクトはトップが本気で取り組まないと進めるのはかなり難しい。人の壁が分厚いからだ。
だから、整理収納のプロでよかったなと感じる。ノウハウ×役割があったから、後継者のトップがやって6年。
得るものは大きかった。

これは本当の意味でバトンをつなぐということ。
これまでとこれからの間に壁は存在する。
しかしこれは見えない壁、誰も悪意はないのだ。

それを顕在化させて壊してゆく。魔法の様にすごい仕事だ。

2026/01/15
789/1000 面接官を仰せつかった夜   

末の娘の高校受験が近づいている。

学校でも面接練習が始まっていて、

どうやら娘は「模範的な回答」を一生懸命、覚えているらしい。

もっと長く話した方がいいと先生に言われたそうだ。

先生の本意が本人に伝わっているのかは、正直あやしい。

けれど、とにかく長く話せるように頑張っているようだ。

そんな流れで、

家でも「面接官役」を仰せつかることになった。

これまでも、何人かの子どもたちにやってきた。

小林家の面接練習は、ノックして入室するところから始まる。

そこだけは、なぜか本格的だ。

「どうぞ」

と言うと、娘は少し緊張した顔で入ってくる。

……が、照れ隠しか笑ってできない様子。

聞くと、

昔、上の子たちの練習のとき、

なぜだか分からないが、私は大声で怒ったことがあるらしく、それで子供達みんなで隠れた記憶が蘇ったらしい。

私はまったく覚えていない。

けれど子どもたちは、そういう場面だけ、よく覚えている。


気を取り直して面接練習スタート。

質問を投げると、

教科書みたいな言葉が返ってくる。

明らかに目が泳いでいて、

暗記した文章を声に出しているだけで、どうにも心がない。

「……それ、本当にそう思ってる?」

と聞くと、娘は少し間をおいて、

「思ってない」

と、正直に言った。

私は思わず笑ってしまった。

「自分の言葉で話せばいいんだよ。

 志望理由が本当に思っているなら『制服が可愛かったから』でもいいんだよ」

そう言うと、娘は少し困ったような顔をして、

でも、もう一度、話し始めた。

さっきより短い。

言い直しも多い。

でも、さっきより、ずっといい。

内容じゃない。

正解でもない。

“その子が話している”感じが、ちゃんとあった。

面接試験の意図というのは分からない。けど見ているのはきっと

自分の言葉で、この場所に立とうとしているか。

それだけだと思う。


そしてこれは、

「それらしい言葉」を使い回す私達大人にも問われていることでもあるなと

面接官役をしながら、ちょっと思った。


練習を終えて、「絶対合格するから大丈夫!」と何の根拠もない
心から感じた私の言葉を娘にかけた。

娘は真面目な顔をして頷いた。
<<  <  1  2  3  >  >>
  • 電話番号0235-24-1048
    営業時間

    窓口 8:30〜11:45/13:00〜16:30

    電話対応 8:00〜17:00

    定休日日・祝・土曜不定休・年末年始
    所在地山形県鶴岡市宝田三丁目16−20