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環境管理センターブログ

2026/07/16
972/1000 見守る勇気   

ちょうど今はツバメの巣立ちの季節。

会社のテラスに、5羽のヒナが次々と降りてきた。

最初は巣から落ちたのかと思い、一度巣へ戻してみた。しかし、しばらくするとまたテラスへ降りてくる。

どうやら、巣立ちの時期を迎えたようだ。

親鳥は何度も餌を運んでくる。でも、一羽だけ少し離れた場所にいて、「あの子は餌をもらえるのだろうか」と心配になった。

近くへ連れて行ってあげようか。

そんな気持ちが何度も頭をよぎる。

それでも、ぐっとこらえた。

幸い、このテラスには猫もカラスも来ない。親鳥もちゃんとヒナを見つけて餌を運んでいる。今は飛ぶ力がまだ足りないだけで、もう少しすればきっと大空へ飛び立っていく。

自然には自然の流れがある。

人間の優しさが、時には成長の機会を奪ってしまうこともあるのだろう。

もちろん、本当に危険な時は手を差し伸べることも必要だ。

でも、見守ることもまた、優しさの一つなのだと思う。

巣へ戻した時、小さな声で「ピー」と鳴いた。

その声があまりにも可愛らしくて、思わず連れて帰りたくなるほどだった。

それでも、この子たちが本当に目指している場所は、私の手の中ではない。

庄内の広い夏空だ。

人もツバメも、いつかは巣立つ。

その時に必要なのは、手を出すことだけではない。

見守る勇気。

そんなことを思ったりした。

2026/07/14
954/1000 梅雨時の海辺が好き   

 意外と、この梅雨の時期の海辺が好きだ。

海水浴シーズン前だから、海はまだそれほど賑わっていない。

波の音だけが静かに響き、時間がゆっくり流れている。

空はどんよりと曇っている。

それでも、ときおり雲の切れ間から陽が差す。

その一瞬だけ、海の色がふっと明るくなり、景色の表情が変わる。

そして、この季節は塩の匂いが濃い気がする。

雲が低いからなのか、湿った空気のせいなのか分からない。

潮の香りが、いつもより近く、深く届いてくる。

派手さはない。

むしろ少し寂しささえある景色なのに、不思議と心は落ち着く。

夏がそこまでやって来ているというソワソワ感があるのだろうか、子供の頃から見てきた景色だ。

2026/07/12
952/1000 「『なぜ』が見つかると、人は動き出す」   

最近、サイモン・シネックの「ゴールデンサークル」という考え方に触れた。

人や組織は、「何をしているか(WHAT)」ではなく、「なぜそれをするのか(WHY)」から語ることで、人の心を動かすというものだ。

昨日は朝からずっとそのことについて考えまくった。その結果、20年間考え続けてきたことが一本につながった。

私たちは普段、「何をするか」や「どうやるか」を考えることが多い。

どんな仕事をするか。

どんな方法で進めるか。

どんな目標を立てるか。

もちろん、それらは大切だ。

しかし、それ以上に大切なのは、「なぜ、それをするのか」という問いなのかもしれない。

目的が明確になると、方法はいくらでも見つかる。

反対に、目的が曖昧なままでは、どんなに優れた方法も長続きしない。

人生も同じだ。

仕事が変わることもある。

住む場所が変わることもある。

価値観さえ変わることがある。

しかし、なぜから問うた軸がある人は、大きくぶれることがない。

最近になって思う。

人生は、「何を積み上げるか」よりも、「なぜ積み上げるのか」のほうが大切なのではないか、と。

「なぜ」は、目には見えない。

数字にもならない。

けれど、その見えないものが、人を動かし、組織を動かし、ときには社会まで動かしていく。

サイモン・シネックの話を聞きながら、そんなことを考えていた。

答えは外にあるのではなく、自分の中にある。

だからこそ、人生では何度でも問い直したい。

「私は、なぜこれをしているのだろう。」

その問いが、自分らしい人生への道しるべになる。

2026/07/10
950/1000 感謝は最強の気力   

今日、メンターと話をしていて、一つ心に残る言葉を教えていただいた。

「感謝は最強の気力。」

短い言葉なのに、不思議と胸に響いた。

その言葉を聞いた瞬間、この一年、自分の中で少しずつつながってきたものが一本の線になった気がした。

私は以前、自信があれば行動できると思っていた。

覚悟が決まれば前へ進める。

勇気があれば挑戦できる。

運が良ければ物事はうまくいく。

そんなふうに考えていた。

でも、この一年を振り返ると、どうも順番が違う。

応援してくれる人がいること。

信じて任せてもらえること。

家族がいて、仲間がいて、今日も仕事ができること。

そんな当たり前ではないことに「ありがたいな」と感謝が湧いたとき、不思議と力が出てくる。

自信をつくろうとしたわけではない。

勇気を振り絞ったわけでもない。

感謝が湧いた結果として、自信が生まれ、覚悟が決まり、勇気が出ていた。

そして、運まで味方してくれるような気がする。

もちろん偶然はある。

でも、感謝している人は人との縁を大切にし、目の前のことを丁寧に行い、小さなチャンスにも気づく。

だから結果として、「運がいい人」になっていくのだろう。

メンターの一言から、もう一つ自分の中で言葉が生まれた。

自信も、覚悟も、勇気も、運も、感謝が運んでくる。

最近の私は、人生で一番大切なのは「感謝」なのではないかと感じている。

感謝は、するものではなく、湧くもの。

そして、その湧き上がる感謝こそが、人を前へ進ませる一番大きな力なのかもしれない。

2026/07/08
948/1000 『ありがとう』が育ててくれるもの   

「ありがとう」という言葉は、不思議だ。

言われた相手が嬉しいのはもちろんだが、一番変わるのは、実は口にした本人なのかもしれない。

「ありがとう」と言うためには、相手の存在を認めなければならない。

自分一人ではできなかったこと。

誰かが力を貸してくれたこと。

支えてくれたこと。

それに気づいて初めて、「ありがとう」という言葉になる。

だから、「ありがとう」は人を育てる。

人の話を素直に聞けるようになる。

自分だけではないことを知り、謙虚になれる。

相手の立場や気持ちを考え、気配りができるようになる。

素直さも、謙虚さも、気配りも、「身につけよう」と意識して身につくものではないのかもしれない。

日々の「ありがとう」の積み重ねが、いつの間にか自分をそんな人へと育ててくれる。

以前、「感謝はするものではなく、湧くものだ」と書いた。

その湧き上がった感謝を言葉にしたものが、「ありがとう」なのだと思う。

だから、「ありがとう」は単なる挨拶ではない。

人と人をつなぎ、自分自身を育てる言葉だ。

今日も、誰かに「ありがとう」と伝えたい。

その一言は、相手を喜ばせるためだけではない。

未来の自分を、少しだけ素直に、少しだけ謙虚に、少しだけ思いやりのある人へと育ててくれる。
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