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子どもの成長には、「スモールステップで成功体験を積ませること」と、「あえて失敗を経験させること」、どちらも大事だってよく聞きます。
でも実際のところ、どっちのほうが大切なんでしょう?
そんな話を、ある子育てセミナーに参加した方から聞きました。
質問コーナーでこのテーマが出たとき、会場もちょっとざわついたそうです。
すると、登壇していた先生が、こう答えたんだそうです。
「どちらも大事。でも、一番大切なのは“それを本人が選んだかどうか”なんです。」
この言葉、すごく腑に落ちました。
成功するにしても、失敗するにしても、
それが「自分で決めたこと」かどうかで、意味がまるで違ってくるんですよね。
やらされて成功しても、それは誰かの成果。
失敗しても、「やらされたことがうまくいかなかった」だけになってしまう。
でも、自分で「やってみよう」と決めた結果なら、たとえ失敗しても、それはちゃんと自分の経験になる。
次はどうしよう、って考える力にもなるし、小さな成功は、自信として残っていく。
実は今、我が家にも受験生がいまして。
進路のこととなると、ついこちらがあれこれと気を揉んでしまいます。
でも最近、「選択肢を示すところまでが親の役目かな」と思うようになりました。
どこを目指すか、どう動くか。
その先は本人の選択に任せていく。
そうやって少しずつ、自分の人生を“自分で選ぶ”という感覚を持ってもらえたらと思っています。
親ができるのは、「どっちが大事か」ではなくて、
その選択を、信じて見守ることなのかもしれませんね。
今朝、スマホに通知が届いた。
「熱中症警戒アラート・山形県全域」
いよいよ夏本番。
空の色も、空気の重さも、昨日とは違う。
この時期、私たちの現場は空家の家財整理でピークを迎える。
向かうのは、長い間誰も住んでいない家。
エアコンどころか、電気すら通っていない。
窓も開けられず、空気がこもった室内での作業は、まるで蒸し風呂。
押し入れや天井裏に手を伸ばすたび、汗が滝のように流れ落ちる。
そんな中で導入した充電式の扇風機が、本当にありがたい。
風があるだけで、気持ちの張りつめ方が全然違う。
この小さな風に、ずいぶん救われている。
汗だくで作業しながら、頭の中にはいろんなことが浮かんでは消えていく。
娘の進路のことだったり、
今度行こうかと考えている、ロケーションが最高のカフェのことだったり。
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、うまくいってること、
うまくいってないこと——。
その中でふと、ハッとした。
「俺、思い込みが激しいのかもしれないな」と。
何かがうまくいっていないとき、だいたいそうだ。
自分の意見に固執して、
「絶対にこうだ」と譲らなかったときに、物事はうまくいかない。
なのに、なぜそうまでして自分を正当化しようとしたのか。
根拠なんて、実はどこにもなかったのかもしれない。
今日は、ちょっと違った。
「相手の意見に、乗ってみようか」
そんなふうに思えた自分が、少しだけ、うれしかった。
片づけをしながら、自分の中の思い込みが、
汗と一緒にほどけていく。
この仕事、やっぱりただの整理じゃない。
自分を整える時間でもあるのだと、改めて思う。
今年の息子の誕生日、何を贈ろうかと迷って、ちょっと変化球を投げてみた。
選んだのは、Nujabesのレコード。
いまどきの高校生にレコード? しかもプレーヤーもないのに?
と、自分でも思ったけれど、彼の好きなアーティストだし、なんとなく「これだな」と思った。
手渡した瞬間の反応が今までで一番良かった。
ジャケットを開けて、「うわ、これすんごくいい」と。
普段はスマホのサブスクで音楽を聴いているくせに、「これをレコードで聴くのがクールなんだよ」なんて、ニヤリと笑っていた。
で、もちろんプレーヤーがないわけで。
今、アンプとターンテーブルとスピーカーの入門セットを準備中。
だけど、息子の部屋じゃなくて、リビングに置くつもりだ。
狙っているのは、“一緒に聴く時間”をつくること。
会話があってもなくてもいい。ただ、同じ音楽を、同じ空間で聴く。
そんな時間が、今の親子にはちょうどいいんじゃないかと思ってる。
プレゼントって、モノを渡すことじゃなくて、その先の体験ごと贈ることだと思う。
レコードはその入り口でしかない。
でもそのおかげで、これから一緒に過ごせる時間が少し増えるなら、
それが一番うれしい。
彼が子どもでいてくれる時間は、あと2年半。
レコードの針を落とすその時間が、僕らの思い出になってくれるといいなと思ってる。
20年前、西洋占星術の先生に言われた言葉があります。
「あなたの人生のテーマは “消去と刷新” ですね。」
あのときは正直、よくわからなかったけれど、不思議と今も心に残っている言葉です。
ふり返ってみると、私はずっと「整理」と関わる人生を歩んできたように思います。
ごみ処理や家財整理といった仕事を通じて、
そして会社では、組織や仕組みを見直し整える役割を担ってきました。
地域の団体などでも、自然と「整える人」になっている気がします。
「整理」とは、不要なものを取り除くこと。
けれど、その“不要”を見極めることには、慎重さが必要です。
ときに、それが誰かの大切な思いや、長年守ってきた価値観に触れることもあります。
その過程で、無意識に誰かを傷つけてしまうこともあるかもしれない。
だからこそ、丁寧に、誠実に向き合わなければと思っています。
でも実際には、「ありがとう」と言ってもらえることの方が多い。
私は、生み出す人というよりも、あるものを整え直す人。
混乱や滞りの中から、本来の形や流れを見出していく。
そんな役割が、自分らしさなんだと思っています。
もちろん、整理するというのは簡単なことではありません。
けれど、その過程には面白さも、やりがいもある。
大きな課題も、いきなり全部は動かせない。
でも、細かく分けて、今日できる一歩を進めていく。
そんなふうに、少しずつ整えていく人生なんだろうなと、最近よく思います。
すべての人間は、オリジナルだと思う。
誰一人として、まったく同じ人生なんて歩んでいない。
だから、本当は誰かの“正解”をなぞる必要なんてないのかもしれない。
3代目という立場で会社を受け継いでから、
私はずっと「あるべき姿」を探していた。
経営者って、こうあるべき。
リーダーって、こんなふうじゃないと。
そんな“正しさ”に、無意識のうちに振り回されていた気がする。
成功している誰かを見ては、自分に足りないものを数えていた。
けれどある日、ふと気づいたんです。
その“あるべき”は、他人の航海図であって、
私が進むべきルートとは限らないんじゃないか、と。
じゃあ、何を信じて進むのか。
それはやっぱり、自分の心がどこを向いているか。
そして、自分の持ち味。“本領”をちゃんと発揮できているか、なんだと思います。
これからの私は、流れに逆らわず、でも流されもせず、
静かに、自分の中の“芯”を信じて、舵を取っていきたい。
成功を焦って追いかけるのではなく、
与えられた流れの中で、自分らしく在り続けること。
それが、今の私にとっての「正しさ」なんだと思います。
50歳を前にしてようやく、そんなふうに思えるようになった。
これからの人生は、自分の答えを、自分の言葉で語っていこうと思う。