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お片づけや終活に関する講演のご依頼をいただくことがあります。
ありがたいことに、これまで各地でお話しする機会をいただいてきました。
事前には主催者の方と打ち合わせをし、テーマや機材の確認も済ませて会場入り。
…なのですが、これまで幾度となく、「えっ?」という出来事に出くわしてきました。
プロジェクターがない。
あるけどケーブルがない。
ホワイトボードマーカーがカッサカサで、書こうとすると音だけする。
なかには、講演料ゼロ円という潔いケースもありました。
でも、だからと言ってこちらのスタンスが変わることはありません。
機材がなければ、自分で持って行けばいい。
ケーブル、プロジェクター、マーカー、時には仙台までスピーカーとマイクセットを車で運んだこともあります。
講演は、壇上に立って話す“表の仕事”だけでなく、
「話が届く場を整える」裏の準備も含めてひと仕事だと感じています。
そして、それがうまくいくかどうかは、最終的にはやはり、
担当者の「いいものを届けたい」という気持ちにかかっている。
会場にその熱がある時は、空気も参加者も自然と前のめりになる。
反対に、ただ「やることになったからやってます」的な、消化試合のような会もあって、
正直、その空気に滅入ることもあります。
それでも、これまで十数年、どんな主催者でも、どんな会場でも、参加者が1名でも、全力でやる。
これが、私の考える「受けっぷり」です。
そして何より――
人前で話すというのは、プレゼントを手渡すこと。
その場にいる誰かに、たしかに届くように。
自分の声で届け続けたいと思います。
てなことで
講演のご依頼、お待ちしております。
今日は地区運動会の予定だったけれど、朝からしっかり雨。
中止の知らせが届いた瞬間、
「残念…」という空気の中で、ひとり静かに“ラッキー”と思っていた。
実はちょっとだけ、それなりに備えていた。
別に楽しみにしていたわけじゃないけど、
転ばないように、こっそりランニングしたり、足のストレッチもしておいた。
だからというわけではないけれど、
中止なら中止で、内心ほっとしたのは正直なところ。
ぽっかり空いた午前中、習字のお稽古へ。
この一年で、8級から1級まで進級した。
子どもの頃以来だけど、筆を持つのは意外と心地いい。
無心で書く時間が、いいリセットになる。
午後は、娘と一緒に『HUNTER×HUNTER』のアニメを観る。
作者の冨樫義博さんは山形県新庄市の出身。
山形県民としては、ちょっとした誇らしさも感じる。
作品の緻密さに感心しながら、親子で静かに並んで観る時間もまた、悪くない。
その後は、革製品のメンテナンス。
財布、名刺入れ、ベルト、バッグ。
仕事でも日常でも使う相棒たちに、オイルをなじませて、優しく拭き上げる。
使い込んでいるからこそ、手をかけるとちゃんと応えてくれる。
艶が戻る瞬間に、ちょっとだけ達成感がある。
そして今日は、会社では整理収納アドバイザー2級認定講座も開催中。
月1回のこの講座、「一生モノのお片づけスキルが1日で手に入る」がキャッチコピー。
毎回違う参加者が、それぞれの理由で受講されていて、こちらも学びが多い。
そんなこんなの日曜日。
運動会は流れたけれど、
筆を持ち、アニメを観て、革を磨いて、
予定外にじっくり整った一日だった。
先日、高校の進路指導セミナーに保護者として参加してきました。
正直なところ、事務的な説明会かなと思っていたのですが──
これが、予想に反してとても興味深く、学びの多い時間となりました。
話題の中心は、「第一志望に合格する生徒に共通する習慣」と「伸び悩む生徒の特徴」。
しかし聞いているうちに、どうしても経営目線・仕事目線で捉えてしまう自分がいて、胸の奥で何かがつながる感覚がありました。
■ 「わかる」だけではダメ。「できる」に変える
合格した生徒に共通していたのは、こんなこと。
「わかる」は通過点。「できる」までやる
「やる気」に頼らず、決まった時間に机に向かう“習慣”がある
教科書や授業を大切にする
志望校への強いこだわりと早めの決断
模試を本番のように受ける
これはまさに、できる社員・伸びる組織の行動そのもの。
やる気任せではなく、習慣と仕組みで前に進む姿勢。
基礎を軽視せず、明確な目標に向かって積み上げていく──。
経営の現場でも、こういう文化を根づかせたいと思わされました。
■ 一方で、「伸び悩む」人の共通点も耳が痛い
目先の点数(成果)ばかりにとらわれる
基本を軽んじる
詰めが甘くて雑
嫌なことを先送り
自分で考えずにすぐ答えを見る
続かない
まるで、うまくいかない現場あるあるのようでした。
「これ、俺にもあるな」とか、
「自分も時間に追われると、ついこうなるな」と、反省しきり。
■ 教育も、経営も、やっぱり“目的と習慣”
生徒にとっての第一志望校が、企業にとってのビジョンや中期計画であり、
日々の予習・復習が、日常業務の見直しであり、
模試が、他社との比較や市場での位置づけなのだと思います。
そして一番の本質は、「わかった」で止まらず、「できる」まで落とし込むこと。
それを“やる気”に頼らず、“習慣”として仕組みにしていくこと。
仕事は追え、と言われてきた。
実際そうしてきた時期もあったし、自分から仕掛けていくことの大切さも、身に染みている。
けれど現実には、追える時もあれば、追われる時もある。
追われる時は、とにかく視野が狭くなる。
冷静な判断ができなくなって、焦りが先に立つ。
その中で何度も、余裕を失った自分を経験してきた。
だけど最近、少し変わってきた。
追われている日々が続いていても、苦しいばかりではない。
むしろ、「ああ今、かなり追いかけてるな」と思える時が増えてきた。
そして、追われたとしても、跳ね返せる。
踏ん張れる。ちゃんと立て直せる。
何が変わったのか――
多分、「その先のゴールが見えている」からだと思う。
明確な形じゃなくても、「そこに向かっている感覚」があると、
追われている状況にも意味が生まれる。
無駄じゃないと思えるし、自分を見失わずにいられる。
最近ふと思った。
ゴールが見えたとき、多分その夢は9割がた叶ってるんじゃないか。
あとはそこまで、自分の足で進むだけだ。
整理収納アドバイザーフォーラムin東北。
無事にリアル開催を終えることができました。
この写真は、会場に足を運んでくださったリアル参加の皆さんとの集合写真です。
みんなでしているこのポーズは、「T=東北」のT。
「Team」「Thank you」など、思い思いの意味を込めて手を揃えましたが、
やっぱり私たちがここに集まった理由は、“東北”がキーワードでした。
今回は、リアルよりも後日配信での視聴を選ばれた方が多く、
この場にいなかった仲間もたくさんいます。
でも不思議なことに、スクリーン越しでも伝わる空気があると信じています。
テーマは「命を守る整理収納」。
それぞれの地域で、現場で、家庭で、
静かに積み重ねられている取り組みを、そっと持ち寄って分かち合う時間でした。
リアルも、配信も、どちらの形でもいい。
大切なのは、「一緒に考える」という姿勢そのものなのかもしれません。
今回、南は大阪、北は青森、講師は金沢から。
遠くから、近場から、いろんなご予定を押して集まってくださった皆さん、
そして画面の向こうで配信の日を待っていてくださった皆さんに、心から感謝です。
Tは、東北のT。
でもきっと、“ともに歩く”Tでもあります。