| 総合案内 | 0235-24-1048 |
|---|
| ゴミ受付 | 0235-25-0801 |
|---|
| 窓口 | 8:30〜11:45/13:00〜16:30 |
|---|---|
| 電話対応 | 8:00〜12:00/13:00〜17:00 |
| 定休日 | 日・祝・土曜不定休・年末年始 |
明日は、整理収納アドバイザーフォーラムin東北。
大事なイベントの前日だ。
今日は朝から、会場の最終チェック、資料の確認…のはずだった。
なのに、気づけば私は酒田港にいた。
なぜか海鮮市場に拉致られていたのだ。
「ちょっと腹ごしらえしよう」と言われ、気づけば席に座り、あたかも当然のようにメニューを開いていた。
ところが、目当ての漬け丼は売り切れ。
「あぁ、やっぱり人気だもんな」と思っていたら、連れがさりげなく一言。
「大丈夫、大丈夫。俺、ここ常連だから」
すると、あっさり漬け丼が出てきた。
え、え? そういう世界?
港町って、そういうルールなの?
心の中でツッコミながら、目の前の漬け丼を頬張る。
もちろん、美味しい。港の味、常連パワーの味。
明日の準備がどうとか、段取りがどうとか、そんなことはしばし忘れた。
たまには、こんな“拉致られ朝ごはん”も悪くない。
というか、こういう一杯こそが、明日への活力なんだろう。
常連の顔の広さに敬意を表しつつ、
私も整理収納界隈で、そんなふうに言ってみたいものだ。
「大丈夫、大丈夫。俺、ここ常連だから」
今日は、講演会の運営スタッフとして講師の送迎を担当しています。
少し緊張しながら車を走らせていると、ふと目に飛び込んできたのは、今だけの風景。
田んぼには水が張られ、空と雲、そしてまだ雪の残る月山と鳥海山が水面に映り込んでいました。
まるで巨大な鏡のような田んぼ。その中に山がもうひとつあるように見えて、思わず息をのんでしまいます。
そんな静けさの中、にぎやかな動きも。
田おこしが始まったばかりの田んぼに、カモメの群れがやってきていたのです。
普段は海辺にいるはずの彼らが、餌を求めて田んぼに集まるのはこの時期だけ。
しかも、田んぼへ向かうその姿は、空を高く高く舞いながら降りてくるから不思議です。
庄内の春って、こういう光景がふっと現れるから油断できません。
講師の送迎という役目の途中、ふと出会った美しい一瞬。
普段と変わらない道も、この時期の自然がまるで歓迎してくれているように感じました。
送迎も、自然も、人との出会いも、全部“今だけ”のものかもしれません。
そんなことを思いながら、今日の一日を大切に過ごしたいと思います。
春らしい陽気のなか、今日は不法投棄防止パトロールへ。毎年春と秋に行われていて、県・市町・県警・廃棄物処理業者が合同で実施するものです。庄内一帯をエリアごとに巡回しており、今週は私の担当で、鶴岡市の旧櫛引町周辺を回りました。
車を走らせると、左右の田んぼではちょうど田植えの真っ最中。水が張られた田に空が映り込んで、そこに苗が規則正しく並ぶ様子は、何度見ても心が整うような美しさがあります。芽吹きの季節って、いいですね。
そんな中でも、山道を少し入ると、やっぱりありました。今回見つけたのは、ブラウン管テレビが2台。しかも、崖下です。見つけた瞬間、いつも思うのは、「なぜここに?」という疑問と、捨てることの軽さ、拾うことの重さ。
投げ落とすのはほんの一瞬。でも、それを拾いに行く私たちは命綱こそ使いませんが、ある意味命がけ。足場の悪い斜面を慎重に降りて、重いテレビをなんとか回収する作業は、見た目以上に大変です。そして、もし誰も拾わなかったら、そのテレビは土に還ることなく、長い年月をかけて自然に害を与え続けることになります。
幸い、近年は大規模な不法投棄は減ってきていて、日頃から皆さんの意識が高まっているのを感じます。それでも、まだこうして“誰かに見つからなければいい”という気持ちで投げ捨てられてしまうゴミがあるのも事実。
新緑の山のなか、キラキラと光る田んぼの風景を背に、そんな現実と向き合う一日となりました。
自然の力を借りて生きている私たち。せめて、自然を汚すことのないようにありたいですね。
整理収納アドバイザーフォーラムin東北開催まで、いよいよあと1週間。
今日は講師の家村先生をZoomにお迎えし、午後からスタッフ7名で最終リハーサルを行いました。
会の進行を支える司会のお二方は、なんとどちらもウグイス嬢のご経験あり。
その落ち着いたトーンと安心感のあるお声に、リハーサルとは思えないほど本番さながらの空気が流れました。
全体の流れを確認しながら、スライドのタイミング、映像の切り替え、言葉の受け渡し――
一つひとつに気を配りながら、画面越しにチームの呼吸を整えていきます。
家村先生の言葉には、実践を重ねてきたからこそ滲み出る力があります。
それをしっかり届けるために、運営側も真剣そのもの。
全員が「どうすれば、参加してくださる方にとって意味のある時間になるか」を軸に動いていました。
こうして本番に向けて、気持ちがまたひとつ引き締まります。
あとは、来てくださる皆さんに安心して楽しんでいただけるように、最後まで丁寧に整えていくだけ。
私は現在、靴を17足所有しています。
革靴、スニーカー、長靴、現場用の安全靴、そして事務所で履くスリッパまで含めての数ですが、どれも日々の暮らしの中で役割があり、それぞれにちゃんと出番があります。
そのうち7足は革靴です。
先日の日曜日、その革靴たちをまとめて手入れしました。
クリームを入れてブラシをかけ、クロスで磨き上げる。そんな時間は、靴だけでなく自分の気持ちまで整えてくれるような不思議なひとときです。
その中で、黒の内羽根式の革靴が2足あることに気づきました。
どちらもきちんとした場面で使える正統派の靴。さすがに2足は必要ないなと思い、これは将来、息子に譲ろうと決めました。
リクルートスーツを着るのはまだ何年か先の話ですが、その日まで丁寧に手入れをしながら保管しておこうと思います。
というのも、革靴ってセンスだけで選べるアイテムではないんです。
サイズ感はもちろん、デザインの選び方やTPOに応じたマナーなど、気を配るポイントが多い。だからこそ、最初の一足は“親父のアドバイス”が意外と効くものなんです。
そういえば昔、一人暮らしの娘の玄関に、父親の革靴を置いておくと防犯になると聞いたことがあります。
玄関に大きめの男物の靴があるだけで、「この家には男性がいる」と思わせられる。靴って、見た目以上に多くを語る存在なんですね。
靴を磨く時間は、自分の暮らしと向き合う時間でもあります。
どの靴も、ただの履き物ではなく、日々を共に歩いてきた相棒たち。
今日も良い時間を過ごせました。