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環境管理センターブログ

2026/04/26
884/1000 人は鏡だから、先に差し出してみる   

自分の内側にある「こうしてほしい」という願いを、そのまま相手に向けてみる。

責めてほしいわけではなく、理解してほしい。

否定してほしいわけではなく、認めてほしい。

距離を置かれたいわけではなく、近づいてほしい。

当たり前のことのようだけれど、これがなかなか難しい。気づけば人は、望んでいることとは反対の態度を取ってしまうものだ。理解してほしいのに責めてしまう。認めてほしいのに否定してしまう。近づきたいのに距離を取ってしまう。

人は鏡だというけれど、本当にそうだと思う。

こちらが責める気持ちを持っていると、相手も責めてくる。身構えていると相手も身構える。逆に、少し理解しようとしてみると、不思議と相手も話してくれるようになる。こちらの差し出し方が、そのまま返ってくることが多いのだ。

だから、自分が相手から向けてほしい気持ちを、そのまま先に差し出してみる。

すると状況は驚くほど変わる。劇的に変わると言ってもいい。空気が変わり、言葉が変わり、関係の向きが変わる。その変化の早さに、自分でも少し面白くなるくらいだ。

相手を変えようとすると難しい。でも、自分の向きだけなら変えられる。その小さな変化が、結果として関係全体を動かしていく。

人は皆、優しくしたいし、されたいのだと思う。

強く見える人も、無口な人も、少し距離を取る人も、その奥には同じ願いがあるはずだ。だからこそ、「こうしてほしい」という願いは遠慮せずに先に差し出してみればいい。

人は鏡だという言葉は、相手を責めるための言葉ではなく、自分の関わり方を整えるための言葉なのだと思う。

そう考えるようになってから、人と向き合うことが少しだけ楽しくなった気がしている。


2026/04/24
882/1000 家事代行と国家戦略   

私たちが拠り所としている整理収納アドバイザー理論は、今から20年以上前、家事代行という仕事を社会に位置づけるための裏付けとなるライセンスとして誕生した。

当時、家事は家庭の中で行うものであり、それを職業にするという発想には、どこか違和感があった時代だったのだと思う。

そして、私たちの仕事の柱となっている遺品整理もまた同じだった。

遺品整理は本来、家族が行うものとされてきた。そこに第三者が関わり、それを生業にするということは、以前は少し非常識なことのように見られていた。

けれど今、家事に国家資格を設けようという議論が始まっている。

かつて家庭の中に閉じていた仕事が、社会の仕事として言葉を与えられようとしているのだ。

整理収納も、遺品整理も、最初から評価されていたわけではない。

ただ必要とされていたから続いてきただけだ。

価値というものは、あとから社会が追いついてくる。

私たちが関わってきた仕事もまた、そういう時間の中にあったのだと思う。

2026/04/22
880/1000 リサイクル家電は、直接お持ち込みいただくのがいちばんです   

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン。

いわゆるリサイクル家電は、「家電リサイクル法」という仕組みによって処分方法が決められており、処分の際にはメーカーや大きさごとに定められたリサイクル料金が必要になる。

この料金は、日本製だけでなく海外製も含めて細かく設定されており、さらに料金改定も時折行われる。現場でこれを確認し続けるのは、なかなか骨の折れる仕事だ。

その支払い方法の一つとして、郵便局でリサイクル料金を支払ってから持ち込むという方法がある。

実際に月にお二人ほど、その手続きを済ませてテレビや冷蔵庫を持ち込まれるお客様がおられる。

ただここで時々起こるのが、メーカーの記入違いや料金区分の誤りだ。

私たちは日々これらの家電を扱っているので基本的に間違うことはないのだが、郵便局での手続きの段階で誤りがあると、その場でやり直しが必要になってしまう。結果として、お客様にも私たちにも大きな時間のロスが生まれてしまう。

せっかく持ってきていただいたのに、もう一度手続きをお願いするのは、やはり心苦しいものだ。

実は、直接当社へお持ち込みいただければ、その場で確認しながら手続きを進めることができるので、いちばんスムーズに処理ができる。

制度として用意されている方法ではあるのだけれど、現場の実感としては、近道はもっとシンプルなところにあるのだと思う。

少しでも安心してお持ち込みいただけるように。

そんな思いで、日々受付に立っている。

2026/04/20
878/1000 空箱で腰を痛める   

我々の仕事は重い物を持つことが多い。

だから、腰を入れて持つ。足を開き、重心を落として、呼吸を整えてから持ち上げる。

持ち方にはコツがあるのだ。

これは経験で覚える。

ところが今日、重いと思って構えて持ったコピー用紙の箱が、実は空箱だった。

その瞬間、グキッと腰に来た。

重い物で痛めるならまだ納得がいく。

しかし空箱でやられるとは、なんとも締まらない話である。

人は「重いはずだ」と思うと体を固める。

ところが現実が軽いと、その力の行き場がなくなるらしい。

仕事も似ている気がする。

これは大変だ、と覚悟していた仕事は案外うまくいく。

たいしたことはないだろう、と油断した仕事ほど後から効いてくる。

空箱にも気をつけろ、である。

とはいえ今日は理屈より先に、まず腰を温めようと思う。

現場の教訓は、だいたい体で覚えるものだから。

2026/04/18
876/1000 こだわりがつまらない物になるほど、人は輝き、人生は楽しくなる。   

私はこだわりの強い方だ。

でも最近つくづく思うのは、

「こだわっているうちは半人前だったな」ということだ。

こだわる分だけ、余計な何かがぶら下がっている。

つまり足かせのようなものだったのだと思う。


だから、こだわりは捨てる物だと頭では分かっていたのに、行動は伴っていなかった。

では何にそんなにこだわっていたのか。


たぶん、ネイキッドな自分を信頼していなかったのだと思う。

自分を隠し、理想の自分を演じるための「こだわり」だったのかもしれない。

こだわりを捨てると、不思議なことが起きる。

身軽になる、という程度の話ではない。

人生が好転し始める。


あれだけこだわっていた物が、随分つまらないものに見えてくる。

これは吉兆の知らせだ。


こだわりがつまらない物になるほど、人は輝き、人生は楽しくなる。
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