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春らしい陽気のなか、今日は不法投棄防止パトロールへ。毎年春と秋に行われていて、県・市町・県警・廃棄物処理業者が合同で実施するものです。庄内一帯をエリアごとに巡回しており、今週は私の担当で、鶴岡市の旧櫛引町周辺を回りました。
車を走らせると、左右の田んぼではちょうど田植えの真っ最中。水が張られた田に空が映り込んで、そこに苗が規則正しく並ぶ様子は、何度見ても心が整うような美しさがあります。芽吹きの季節って、いいですね。
そんな中でも、山道を少し入ると、やっぱりありました。今回見つけたのは、ブラウン管テレビが2台。しかも、崖下です。見つけた瞬間、いつも思うのは、「なぜここに?」という疑問と、捨てることの軽さ、拾うことの重さ。
投げ落とすのはほんの一瞬。でも、それを拾いに行く私たちは命綱こそ使いませんが、ある意味命がけ。足場の悪い斜面を慎重に降りて、重いテレビをなんとか回収する作業は、見た目以上に大変です。そして、もし誰も拾わなかったら、そのテレビは土に還ることなく、長い年月をかけて自然に害を与え続けることになります。
幸い、近年は大規模な不法投棄は減ってきていて、日頃から皆さんの意識が高まっているのを感じます。それでも、まだこうして“誰かに見つからなければいい”という気持ちで投げ捨てられてしまうゴミがあるのも事実。
新緑の山のなか、キラキラと光る田んぼの風景を背に、そんな現実と向き合う一日となりました。
自然の力を借りて生きている私たち。せめて、自然を汚すことのないようにありたいですね。
整理収納アドバイザーフォーラムin東北開催まで、いよいよあと1週間。
今日は講師の家村先生をZoomにお迎えし、午後からスタッフ7名で最終リハーサルを行いました。
会の進行を支える司会のお二方は、なんとどちらもウグイス嬢のご経験あり。
その落ち着いたトーンと安心感のあるお声に、リハーサルとは思えないほど本番さながらの空気が流れました。
全体の流れを確認しながら、スライドのタイミング、映像の切り替え、言葉の受け渡し――
一つひとつに気を配りながら、画面越しにチームの呼吸を整えていきます。
家村先生の言葉には、実践を重ねてきたからこそ滲み出る力があります。
それをしっかり届けるために、運営側も真剣そのもの。
全員が「どうすれば、参加してくださる方にとって意味のある時間になるか」を軸に動いていました。
こうして本番に向けて、気持ちがまたひとつ引き締まります。
あとは、来てくださる皆さんに安心して楽しんでいただけるように、最後まで丁寧に整えていくだけ。
私は現在、靴を17足所有しています。
革靴、スニーカー、長靴、現場用の安全靴、そして事務所で履くスリッパまで含めての数ですが、どれも日々の暮らしの中で役割があり、それぞれにちゃんと出番があります。
そのうち7足は革靴です。
先日の日曜日、その革靴たちをまとめて手入れしました。
クリームを入れてブラシをかけ、クロスで磨き上げる。そんな時間は、靴だけでなく自分の気持ちまで整えてくれるような不思議なひとときです。
その中で、黒の内羽根式の革靴が2足あることに気づきました。
どちらもきちんとした場面で使える正統派の靴。さすがに2足は必要ないなと思い、これは将来、息子に譲ろうと決めました。
リクルートスーツを着るのはまだ何年か先の話ですが、その日まで丁寧に手入れをしながら保管しておこうと思います。
というのも、革靴ってセンスだけで選べるアイテムではないんです。
サイズ感はもちろん、デザインの選び方やTPOに応じたマナーなど、気を配るポイントが多い。だからこそ、最初の一足は“親父のアドバイス”が意外と効くものなんです。
そういえば昔、一人暮らしの娘の玄関に、父親の革靴を置いておくと防犯になると聞いたことがあります。
玄関に大きめの男物の靴があるだけで、「この家には男性がいる」と思わせられる。靴って、見た目以上に多くを語る存在なんですね。
靴を磨く時間は、自分の暮らしと向き合う時間でもあります。
どの靴も、ただの履き物ではなく、日々を共に歩いてきた相棒たち。
今日も良い時間を過ごせました。ゴールデンウィーク、事務所掃除の第二弾は窓拭き。
高圧洗浄機を使ったことで、短時間でもスッキリとした仕上がりに。
窓がクリアになると、気分まで軽やかになります。
その勢いで、今日は持ち物の見直しも。
ブーツ2足、腕時計2本、カードケース1つ、ビジネスバッグ1つをリユースショップへ。
買うのと同じくらい、手放すことも実は楽しいのです。
先日、整理収納アドバイザー仲間であり、
整理収納コンペティションで2年連続ともに戦った戦友・阿部静子さんが、
4冊目の著書『人生がきらめく スモールフィット片づけ』を出版されました。
その中では、モノを手放すための5つの基準が紹介されています。
傷みのあるもの
気分の上がらないもの
賞味期限を決め、それを過ぎたもの
決めた必要な数を超えたもの
使っていないもの
今回手放したモノたちは、まさにこのいずれかに該当するものばかり。
だからこそ、感謝とともに気持ちよく送り出すことができました。
空間が整うと、思考にも余白が生まれる。
今日の掃除と手放しで、またひとつ「今の自分」にフィットする環境に近づけた気がします。
ぜひ、阿部静子さんの
『人生がきらめく スモールフィット片づけ』
読んでみてください。暮らしの輪郭が、やさしく整っていく感覚に出会える一冊です。今年の春、買おうと決めていたのは、グルカサンダルだった。
軽やかで、品があって、都会的。
夏に向けて“正解”のアイテムだったはず。
でも今日、僕が手にしたのは、その正反対——
重たくて、無骨で、どこか泥くさいカントリーブーツだった。
なぜだろう。
最近の自分は、無難なきれいめ路線ばかりを選んできた。
「似合う」と言われるものを選び、「間違いのない」服装を続けてきた。
それも悪くない。
でも、どこかで息苦しさも感じていたのかもしれない。
誰かが言っていた。「ファッションの主導権は靴にある」と。
たしかに、靴が変わると、服の選び方も、歩き方も、目線の高ささえ変わる。
だから今日のブーツは、単なる買い物じゃなくて、
自分のバランスをちょっとだけ“ずらして”みたかったのかもしれない。
思えばここ最近、モノの選び方そのものが変わってきた。
以前は、実用性、リセールバリュー、耐久性——
“損をしないこと”が判断基準だった。
でも50を目前にして、ふと思った。
「あとどれだけ、自分の足で歩けるんだろう」と。
それからは、“育てる楽しみ”とか、“相棒”とか、
そんな目線でモノを見るようになった。
すぐに馴染まなくても、手がかかっても、
その分、味や関係が深まっていくようなものたち。
最新のスマートなガジェットよりも、
少し癖があって、でもどこか愛おしいヴィンテージカーのような存在。
これから手にするモノは、そんな“相棒目線”で選んでいきたい。
今日、カントリーブーツを選んだのは、
新しい靴を買ったというより、
これからの自分とどう歩いていくかを考えた、ひとつの決意だったのかもしれない。